1: Egg ★ 2020/01/05(日) 12:10:34.83 ID:T/54s1xX9
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サッカー日本代表の黄金世代の小野伸二(FC琉球)、坪井慶介、中田浩二が、1月4日に放送されたサッカー番組『FOOT✕BRAIN』(毎週土曜24:20~)の新春1時間スペシャルにゲスト出演した。

1999年のワールドユースで準優勝し、2000年にはアジアカップ優勝、2002年には日韓ワールドカップで初のベスト16に進出するなど、数々の実績を築いてきた黄金世代。番組では、視聴者から寄せられた質問なども交えながら、レジェンドたちの本音に迫った。

まず「なぜ黄金世代は強かったのか?」という質問には、小野が「やっていて楽しかった。まわりが同じ気持ちでやれたので、言葉を発しなくてもパスは出るし、受け手も走るチームだった」と振り返った。続いて、東京オリンピックに挑むU-23日本代表について印象を聞かれると、中田は「止める、蹴る、といった技術など、みんなが平均的にうまい」と語った一方で、個性のあるプレイヤーがいないと指摘。すると小野も「僕らのときは、自分の良さを周りと共有してもっと活かしていた。久保くんや堂安くんはドリブルが上手くて切り込んでいけるけど、パスを出せるタイミングで出さずに潰されるシーンが多い」と球離れの遅さを課題にあげ、「他の選手が良いところに走っているのだから、そこに出すことで次の選択肢がまた生まれるはず」とアドバイスを送った。

オーバーエイジの賛否が話題になると、アテネオリンピックにオーバーエイジとして参加した小野は「不要」と答え、「なにも共通点のない中で入っていって、1か月足らずの中でコミュニケーションを取るのは難しい。僕自身は取っているつもりでも、向こうから積極的に入り込めていないなど、オーバーエイジがいない方が彼らの持っているものを引き出せたのではないかと感じた」と経験を語る。坪井と中田は「賛成」を表明し、坪井は「パッとチームに入っても馴染んで、自分の特徴を当てはめることができそう」と言って大迫勇也と柴崎岳の名前を上げ、中田はその二人に吉田麻也を加え「センターラインをしっかりできれば。精神的にも大きなものを与えられると思う。若い選手が多い中で適任なのではないか」と話した。

また、自らオーバーエイジ枠での出場を熱望する本田圭佑について聞かれると、それぞれが、プレーのクオリティではなく、要求されるプレーの質や影響力が大きすぎるが故にチームのメンタルを必ずしも良い方向に持っていけないのではないかと分析した。そして小野は「ベンチワークが大事。出ている11人が良いだけではなくて、出ていない選手がモチベーションを高く維持して、出ている選手たちにもプレッシャーをかけられる関係性があるチームが強い」と語り、中田も「ワールドユースはベンチの選手が支えてくれて、一体感みたいなのを作ってくれた」と話した。

つづく

2020/01/05 07:00 マイナビ
https://news.mynavi.jp/article/20200105-950277/