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1: 砂漠のマスカレード ★ 2020/01/16(木) 12:47:22.32 ID:ppn1PeMw9
 東京五輪で金メダル獲得を目指すサッカーU-23日本代表は、その五輪予選を兼ねたAFC U-23選手権で1勝も挙げられないままグループリーグ敗退となった。
突きつけられたのは、森保一監督のA代表とU-23代表兼任が限界を迎えているという厳しい現実だ。
自国開催の五輪でメダル獲得を本気で目指すなら、森保監督の進退も含め、強化体制を見直すしかもう道は残されていない

●アジアで1分2敗、未勝利敗退という現実

日本にとって半年後に迫った2020年東京五輪の重要なシミュレーションと位置付けられたAFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)。
ところが、9日のグループリーグ初戦、U-23サウジアラビア代表戦を1-2で落としたのを皮切りに、
12日のU-23シリア代表戦も終盤のカウンターで失点して1-2で連敗。早くもグループリーグ敗退が決まってしまった。

「何としても意地を見せる」と背水の陣で挑んだ15日の最終戦、U-23カタール代表戦で日本は小川航基が今大会初の先制点をゲット。
ようやく白星が見えてきた。だが、直後に齊藤未月がPKを献上し、結果的にはは1-1のドロー。

VARの介入によって不可解な判定が生まれるなど不運も重なったが、3試合を終えて勝ち点1のグループ最下位という結果は妥当というしかない。
森保一監督が掲げる東京五輪での「金メダル」という目標には到底、届きそうにもない厳しい現実を突きつけられた。

こうなると、森保監督の去就問題に発展するのは必至。日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は13日の全国高校サッカー選手権決勝の試合後、
取材陣に対し「最終的なところについては(自分が)結論を出さなければいけない時は来ると思いますけど、
(ハリルホジッチ監督を解任した)前回も技術委員長である西野(朗=タイ代表監督)さんの考えを尊重したのが一番。
やはり技術委員会でどういう議論が行われるのかが大事。森保監督とも直接話す必要があると思っています」と発言した。

自分自身が最終決定権者であることを認めながらも、まずは技術委員会や指揮官本人と会談して方向性を模索する考えを示している。

となれば、帰国後に具体的な話し合いに入ることになるはずだが、東京五輪本番までの強化に使える時間は限られている。
最善策をいち早く打ち出さなければ、命取りになると言っていい状況なのは確かだ。

●笛吹けども踊らず。求心力を失う森保監督

第一に考えるべきなのは、やはり森保監督のA代表とU-23代表の兼任体制見直しだ。
ご存じの通り、2018年夏の就任後から指揮官はA代表優先の体制を採ってきた。腰を据えて東京五輪世代を指導できたのは、
2018年8月のアジア大会と昨年12月のU-22ジャマイカ代表戦くらい。
昨年夏のコパ・アメリカも12月のEAFF E-1サッカー選手権もA代表とのミックスという中途半端な編成で、五輪代表強化という観点では不十分だった。

兼任のマイナス面が出た顕著な例が昨年の11月シリーズ。森保監督は同月14日の2022年カタールワールドカップアジア2次予選、
アウェイでのキルギス代表戦に赴いた直後に広島へ飛び、同17日のU-22コロンビア代表戦を指揮した。

さらに19日には大阪でA代表のベネズエラ代表戦を率いるという超強行日程に挑み、1勝2敗で勝てたのはキルギス代表のみという散々な結果に終わった。
指揮官と同世代の筆者もほぼ同じ行程で動いたが、肉体的負担や疲労は凄まじかった。
彼はそのうえで練習や試合の準備、対戦相手の分析、実際のトレーニングや試合のマネジメントをしなければならず、さすがに手に余る状況だったに違いない。

A代表も東京五輪代表もサポートスタッフはいるものの、やはり監督不在はチーム全体の士気に関わる。
U-22コロンビア代表戦で不甲斐ない敗戦を喫した後、「金メダルというのは私だけの目標なのか。
チームで共有しているのか」とロッカールームで声を荒らげたというが、練習から一緒に過ごしていない彼の言葉がどこまで若い世代に響いたか分からない。



https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200116-00010002-footballc-socc
1/16(木) 10:46配信