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1: 2020/04/20(月) 10:48:40.32
新型コロナウイルスが世界に与えている打撃は計り知れない。それはサッカー界に対しても同様で、ほぼ全てのリーグが停止を余儀なくされ、クラブ経営は圧迫され続けている。この危機によって、世界がどのよう変化していくのか、予想するのは極めて難しい。

ある経済専門家は、コロナウイルス危機からの回復には何年もかかるという見解を示している。
また欧州チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの放映権を持つ『Mediapro』の最高責任者ジャウメ・ロウレス氏は、「1億ユーロ(約120億円)の署名は少なくともしばらくの間は成立しないだろう」と語った。

フランスの欧州議会議員ダニエル・コーン=ベンディット氏も同じ意見だ。
「この危機はプロスポーツの非合理性を一掃する。まるで核攻撃があったかのようだ」と述べ、「コロナウイルス危機の後、エムバペは2億ユーロ(240億円)どころか、4,000万ユーロ(約47億円)、3,500万ユーロ(約40億円)まで価値が下がる。そうなれば誰もがそれ(彼)を購入することができるようになるだろう」と同政治家は『Ouest France』のコラムで指摘している。

さらにコーン=ベンディット氏は「市場には規制がかかるだろう」と予測する。
「サラリーキャップでさらに踏み込んでいく必要があるのではないか。選手の給料だけでなく、イメージやパブリシティの権利にも影響する組織改編だね。サッカーで法外な商売をしている人たちの経営者のシステムを壊す必要がある。サッカー選手は給料が少ないからって悪いことはしないと思う。将来的には、サッカーの放映契約では、割合がオリンピックのようなアマチュアスポーツとは別に行く決定をする必要がある」と話した。

動きの少ない夏の市場が待っているのは公然の秘密である。競争の停止により、クラブは業界の技術的破綻を避けるためにサラリーカットなどの抜本的な決断を迫られており、シートベルトを締める時期が来ている。

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