首位独走
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川崎が破竹の8連勝だ!
8月8日、J1第9節が行われ、首位・川崎は大分をホームに迎えた。ここまで4連敗とはいえ、片野坂知宏監督の“対策”に警戒が必要かと思われたが、試合はすぐに動いた。
前半5分、中央でFW小林悠からのボールを受けたMF脇坂泰斗が、左サイドにいたFW三笘薫にパスを送ると、この23歳のドリブラーは思い切りよく右足シュート。目の前には相手DFが2人いたが、その間をすり抜けてゴールネットに突き刺さった。
川崎の攻撃はこれで勢いづき、残り85分はほぼワンサイドゲームの展開に。24分にはFWレアンドロ・ダミアンが相手DFを冷静にかわして2点目を決め、早くもこの試合の行方を決定づけた。
時折、大分にボールを持たせるなどメリハリを付けながら、終わってみればシュート数は14:1。文字通りの完勝だった。
大学を卒業したばかりの三笘が、ルヴァン杯・鹿島戦に続いて2戦連続弾を決め、助っ人ストライカーがきっちり加点するなど、層の厚さが際立つ川崎だが、
現在の戦い方は、ポゼッションにこだわるこれまでの川崎スタイルをさらに進化させたもの。相手がボールを取りに来ればショートパスでかわし、一方で、かわされないために相手は簡単に飛び込んでこない。
さらに、その圧倒的なボール保持で相手の攻撃を受ける回数も少ない。そのため、他チームに比べ、デュエルする場面が非常に少ないように思われる。
一方で、相手にボールを持たせるときは、小林、三笘、レアンドロ・ダミアンなど前線の選手が相手ボール保持者に強めのプレスをかけ、中盤の選手がパスコースを切ることで、前線への持ち出しを一切させていない。
加えて、Jリーグのデータによれば、川崎のチーム平均走行距離は18チーム中17位。スプリントの1試合平均回数も、川崎より少ないチームは2チームしかない。
一方で、パスの本数は上位にあるから、人以上にボールを走らせる戦い方はデータも示している。この過密日程の中では、走る負担が少ない戦い方がもたらす恩恵は説明するまでもない。
それも影響して、チームの故障者は極めて少ない。躍進の要因でもある選手層の厚さは、この戦い方もプラスしているのではないだろうか。
とはいえ、この戦い方は他チームが簡単にマネできるものではない。止める・蹴るの技術的正確さを保持していること、そして、チーム全体で距離感や立ち位置を深く共有していることで、できることだからだ。
ここまでの勝ち点は25。取りうる最大勝ち点の92.5%を得ていることになる。夏場に入り、過密日程と相まって選手やチームに披露が蓄積していくが、川崎がこの戦い方をキープできるのならば、
他チームとの戦力差は相対的に高まり、この92.5%という数字をさらに高めることもできるかもしれない。
8/9(日) 7:01配信 サッカー批評WEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/372dce5fcdf59ebc9fdb0e7ca5aafcdb29c6684b
写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200809-00081887-soccerh-000-5-view.jp
8月8日、J1第9節が行われ、首位・川崎は大分をホームに迎えた。ここまで4連敗とはいえ、片野坂知宏監督の“対策”に警戒が必要かと思われたが、試合はすぐに動いた。
前半5分、中央でFW小林悠からのボールを受けたMF脇坂泰斗が、左サイドにいたFW三笘薫にパスを送ると、この23歳のドリブラーは思い切りよく右足シュート。目の前には相手DFが2人いたが、その間をすり抜けてゴールネットに突き刺さった。
川崎の攻撃はこれで勢いづき、残り85分はほぼワンサイドゲームの展開に。24分にはFWレアンドロ・ダミアンが相手DFを冷静にかわして2点目を決め、早くもこの試合の行方を決定づけた。
時折、大分にボールを持たせるなどメリハリを付けながら、終わってみればシュート数は14:1。文字通りの完勝だった。
大学を卒業したばかりの三笘が、ルヴァン杯・鹿島戦に続いて2戦連続弾を決め、助っ人ストライカーがきっちり加点するなど、層の厚さが際立つ川崎だが、
現在の戦い方は、ポゼッションにこだわるこれまでの川崎スタイルをさらに進化させたもの。相手がボールを取りに来ればショートパスでかわし、一方で、かわされないために相手は簡単に飛び込んでこない。
さらに、その圧倒的なボール保持で相手の攻撃を受ける回数も少ない。そのため、他チームに比べ、デュエルする場面が非常に少ないように思われる。
一方で、相手にボールを持たせるときは、小林、三笘、レアンドロ・ダミアンなど前線の選手が相手ボール保持者に強めのプレスをかけ、中盤の選手がパスコースを切ることで、前線への持ち出しを一切させていない。
加えて、Jリーグのデータによれば、川崎のチーム平均走行距離は18チーム中17位。スプリントの1試合平均回数も、川崎より少ないチームは2チームしかない。
一方で、パスの本数は上位にあるから、人以上にボールを走らせる戦い方はデータも示している。この過密日程の中では、走る負担が少ない戦い方がもたらす恩恵は説明するまでもない。
それも影響して、チームの故障者は極めて少ない。躍進の要因でもある選手層の厚さは、この戦い方もプラスしているのではないだろうか。
とはいえ、この戦い方は他チームが簡単にマネできるものではない。止める・蹴るの技術的正確さを保持していること、そして、チーム全体で距離感や立ち位置を深く共有していることで、できることだからだ。
ここまでの勝ち点は25。取りうる最大勝ち点の92.5%を得ていることになる。夏場に入り、過密日程と相まって選手やチームに披露が蓄積していくが、川崎がこの戦い方をキープできるのならば、
他チームとの戦力差は相対的に高まり、この92.5%という数字をさらに高めることもできるかもしれない。
8/9(日) 7:01配信 サッカー批評WEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/372dce5fcdf59ebc9fdb0e7ca5aafcdb29c6684b
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