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1: 2020/06/21(日) 17:59:19.08 _USER
2020年06月13日15時06分

 【サンパウロ時事】メキシコ南部オアハカ州で11日、警察官に誤って射殺された16歳のサッカー少年の葬儀が営まれ、チームメートらはひつぎにボールを当てて「最後のシュート」を決めさせ、少年との永遠の別れを惜しんだ。
 地元報道によると、少年はアカトランデペレスフィゲロア在住のアレキサンデル・マルティネスさん。9日深夜、友人らとオートバイで買い物に出た帰りに警官に頭を撃たれた。◆◆カルテルのメンバーと間違えられたとみられる。
 マルティネスさんは近くの街にあるサッカークラブで活躍していた。チームメートらは埋葬に向かう前にサッカーコートに立ち寄り、ひつぎをゴール前に安置。仲間の一人が蹴ったボールがひつぎに当たり、跳ね返ってゴールに吸い込まれると、一斉にひつぎに覆いかぶさり、涙ながらにマルティネスさんの最後のゴールを祝福した。
 マルティネスさんの母親は「息子はサッカー選手になる夢を持っていたが、絶たれてしまった。息子を返してほしい」と悲嘆に暮れている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061300302&g=int