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1: 2021/02/14(日) 13:48:39.99 _USER9
 Jリーグは12日、ギラヴァンツ北九州が行った違反行為に対し、村井満チェアマンが裁定委員会に諮問し、懲罰を決定したことを発表した。北九州は2010シーズンから20シーズンのホームゲーム159試合で、誤った入場者数を記載していたという。

 Jリーグ公式サイトによると、北九州は10シーズンにJリーグに入会後、15シーズンと16シーズンの2年間を除く20シーズン第19節までのホームゲーム全159試合で、Jリーグ規約及びリーグ戦試合実施要項が規定する入場者数の算定方法を用いず、入場者に算入できない運営ボランティア、運営スタッフ、出店者、メディア関係者を入場者に算入していた。その結果、Jリーグに提出する公式記録に、少なくとも1試合50人から130名程度過大な、誤った入場者数を記載していたという。

 この違反行為に対し、Jリーグはけん責と罰金200万円の懲罰を決定。決定の経緯として「Jリーグ入会当初から途中2年間を除いて約9年間もの長期にわたり、上記のとおり算入できない関係者を入場者数に含めて報告してきた本件行為は、Jリーグへの信頼を大きく失墜させるものである」とコメント。水増し意図は認められなかったものの、是正機会があったにもかかわらずそれを怠り、正しい算定方法を周知しないまま放置していたことも指摘している。また、本行為が発覚した後も、直ちにJリーグに報告していなかった点も挙げられている。

・以下、Jリーグによる懲罰量定の参考とした事項
1.「入場者数は、スポンサーやファン・サポーター等にとって極めて重要な指標であり、Jリーグ開幕当初から厳格な方法により算定した実数を発表しているが、Jリーグ入会当初から途中2年間を除いて約9年間もの長期にわたり、上記のとおり算入できない関係者を入場者数に含めて報告してきた本件行為は、Jリーグへの信頼を大きく失墜させるものである」

2.「ギラヴァンツ北九州は、入場者数の水増しを図ろうとした意図は認められないが、上記の間、他クラブによる同種事案に対して懲罰が科された際や、入場ゲートにおける入場者のカウントについて外部から指摘を受け検証して問題ないことが判明した際に、関係者受付まで範囲を広げて点検して是正する機会が何度もあったのにこれを怠り、担当社員に正しい算定方法を周知しないまま放置してきたものであり、その管理監督責任は大きい」

3.「ギラヴァンツ北九州は、本件行為を確認した後も、Jリーグ規約第139条に反して、直ちにJリーグへ報告しなかった」

以下、適用条項
『Jリーグ規約』
第133条[Jリーグにおける懲罰]第2号
第142条[懲罰の種類]第1項第1号
第153条[1,000万以下の罰金]第2号
第26条[Jクラブの健全経営]第3号

2/12(金) 13:22配信 ゲキサカ
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cf051021732185a38b297356ea80affb9f4dcf1