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自分たちのサッカー


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<"先生"岩政大樹>「自分たちのサッカー」という言葉。「相手」を含めない風潮があることに疑問を呈す...  

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1: Egg ★ 2019/04/02(火) 08:41:45.93 ID:Arpag6Fh9
岩政 サッカーをよく知っている選手やうまい選手に対して、「インテリジェンスが高い」と表現することがありますが、そういう選手って、要は相手を見てサッカーをしているわけですよ。相手を見た上で、相手によってやり方を変え、相手のいやがることをする。

昨今、「自分たちのサッカー」という言葉がひとり歩きしていますが、個人的には「相手を見る」という観点があまりにも欠落した状態で語られていることに違和感を覚えていました。この本では、相手を見てサッカーをするために必要な視点や考え方について噛(か)み砕いて説明しています。

──本書は、「『相手』を見るための良いポジショニングとは?」「システム上の急所を知る」「駆け引きで優位に立つ」の3章で構成されていますよね。

岩政 いちばん重要なのは、いいポジショニング、つまりいい立ち位置です。皆さんよく言いますけど、選手は試合中にせいぜい2、3分しかボールに触りません。つまり、ボールを持っていない時間がほとんどだからこそ、オフザボールでの立ち位置が非常に重要になってくる。

インテリジェンスの高い選手ほど、ボールが来る前にどこにポジションを取ればいい判断ができるのか、という意識を強く持っています。

──相手を見るためには、まず立ち位置が重要だと。

岩政 しかし、日本サッカーにおいて、いい立ち位置というものは必ずしも言語化されていません。現在、日本代表や海外のリーグで活躍するトップオブトップの選手たちは、プロで経験を積むなかでやっとそれを見つけていくという状況です。

例えば、ヨーロッパではどんどんいい選手が出てきますが、どれだけ若くても、ポジションや局面ごとのいい立ち位置を最低限は知っている。彼らはみんな育成年代で教わっているのではないかと。

そこが日本との大きな違いであり、そんな日本サッカーの現状に対して問題提起したい、というのもこの本を出した理由のひとつです。

──岩政さんは現役時代、空中戦で無類の強さを誇りました。例えば、セットプレーにおけるいい立ち位置とはなんですか?

岩政 そもそもすべての局面において、いい立ち位置の原則というのは相手の裏を取ること。言い換えれば、いかに相手を外せるかが重要なのです。

セットプレーにおいては、キッカーがボールを蹴る瞬間に、自分をマークするディフェンダーの背中側、つまりボールと逆サイドに立てるかどうか。ディフェンダーはキッカーがボールを蹴る瞬間に、その軌道を確認するため必ずボールを見なければなりません。

その一瞬でディフェンダーの背後を取れれば、相手は自分とボールを同一視野に収めることができなくなり、そこから相手のベクトルの逆を取ることで基本的にマークを外せるのです。

──キッカーが蹴る瞬間の立ち位置がポイントなんですね。

岩政 そして、得点を取る確率を高めるためには、相手の前(ニア)でシュートすべきです。つまり、キッカーが蹴る瞬間にディフェンダーの背後にポジションを取り、相手のマークを外したら、すかさず相手の前に入り込むのです。

相手の背後(ファー)では、スタンディングか下がりながらのシュートで難易度が上がりますし、かつ相手のレベルが高くなればボールが背後に来る前にディフェンダーにクリアされてしまうケースが多くなる。

ところが、相手の前に入れば、ボールに対して正面から向かっていく形になり、当たればゴール方向に飛んでいくため、たとえヘディングがへたでも得点を奪える可能性は高まる。だからこそ、ディフェンダーは自分の前でやられたくないのです。

──初歩的な質問ですが、そもそも攻撃側はボールに合わせて動いているわけではない?

岩政 守備側はボールに合わせて立ち位置を決めますが、攻撃側は必ずしもその必要はありません。とにかく攻撃側が考えるべきは、マークをうまく外してボールを待てているか、ということだけ。

あとは、ボールがそこに来るかどうか。多くの選手はボールが来ないとだんだん足を止めてしまうことが多いんですが、僕は確率論で考えていて。何回かに一回は自分のところにボールが来るわけですから、そのときにマークを外して、相手の前でシュートを打つことができるかどうか。

それさえできていれば、シュートをミスしても気にしなくていい。僕の場合、毎試合そのチャレンジを続けることで、シーズンが終わるとだいたい8試合に1点のペースで得点が取れていました。

4/2(火) 6:00配信 週プレNEWS 全文掲載
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190402-01085450-playboyz-socc&p=1

<日本サッカー>自分たちのサッカーに「相手」が存在しなくなっていないか?日本全体に伝染した弊害...  

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1: Egg ★ 2019/03/18(月) 10:25:20.59 ID:UDU2N6aF9
元日本代表が自ら筆をとり、「相手を見てサッカーをする」を徹底的に言語化! 岩政先生の愛称で親しまれる元日本代表の頭脳派・岩政大樹が、具体的な方法論を提示しながら、サッカーの本質に鋭く迫った3/18発売の最新刊『FOOTBALL INTELLIGENCE 相手を見てサッカーをする』から、発売に先駆けて序章を前後編で公開する。今回は前編。(文:岩政大樹)

●自分たちのサッカーに「相手」が存在しなくなっていないか

 サッカーではしばしば言葉が一人歩きします。「自分たちのサッカー」という言葉はその好例でしょう。

「自分たちのサッカー」とは、言葉にすると“自分たちがやるべきこと”をやり通せた試合のことでしょうか。サッカーは相手がいるスポーツですから、本来その中には“相手云々にかかわらず自分たちがやるべきこと”もあれば、“相手(あるいは試合の流れなど)によって変えるべきもの”どちらもあります。

 それは当然のこと。どちらかではなく、どちらも、です。試合の目的は常に「勝つこと」ですから、どちらも組み合わせながら、勝つための方法を逆算して戦うのが“サッカーをする”ということだと思います。

 それなのに、ある時期日本では「自分たちのサッカー」から“相手”が存在しなくなったように感じました。「自分たちのサッカー」が“相手云々にかかわらず自分たちがやるべきこと”だけになり、“相手(あるいは試合の流れなど)によって変えるべきもの”が排除されたようでした。二つが二極化されて語られ、それを“善か悪か”で議論されているようにさえ見えました。

 そこには、国民性のようなものが影響しているところもあったと思いますが、それ以上に、日本サッカーにおいて、相手云々によって何が変わり、何が変わらないのか、が明確にされていないことが根底にある気がしました。

●概念さえ存在していなかった「相手を見てサッカーをする」

 だからでしょう、「自分たちのサッカー」の対極の言葉として、「マリーシア」とか「駆け引き」とか「相手を見てサッカーをする」とか、そんな言葉がよく聞かれます。日本人が苦手とすると言われている部分です。しかし、実際にはこれらの全てが対極に位置しているわけではなく、むしろほとんどは同じところにあります。

「自分たちのサッカー」の中に「マリーシア」とか「駆け引き」などがあり、それは「相手を見てサッカーをする」ということですが、それらも含めたものが「自分たちのサッカー」で、対極には位置していません。

 それなのに、言葉が一人歩きすると面白いことが起きました。「自分たちのサッカー」という言葉にみんなが振り回されて、日本全体が「相手を見なくていい」とか「駆け引きは必要ない」などと言っているようにさえ感じました。

 私が2年間、東京ユナイテッド(関東社会人リーグ1部)と東京大学ア式蹴球部(東京都大学リーグ2部)で指導をさせていただく中で取り組んだ課題も、この「自分たちのサッカー」なるものの捉え方についてでした。

 トップカテゴリーではない彼らはある意味で日本サッカーを象徴していたと思います。トップ選手たちはきっとどんな指導の下でも自分で考えて道を切り開いていけるのでしょうが、私が向き合った彼らはある意味ではそうではありませんでしたから、私が彼らに“何をどう伝えるか”は非常にデリケートな判断が求められました。

 語弊を恐れずに言うと、私が、日々彼らから感じたのが「相手を見てサッカーをする」ということを理解できていないことでした。というよりも「相手を見てサッカーをする」という概念さえも彼らに存在していないように感じました。

(文:岩政大樹)

3/18(月) 10:10配信 フットボールチャンネル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190318-00010000-footballc-socc

写真https://img.footballchannel.jp/wordpress/assets/2019/03/190315_iwamasa_editor.jpg



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