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 昨夏にベルギーのシント=トロイデンからレンタルでシュツットガルトに加入した遠藤航は、1部昇格に貢献。完全移籍を勝ち取った今シーズンも、6試合すべてにフル出場している。ペッレグリーノ・マタラッツィオ監督も「欠かせない存在」と呼ぶなど、信頼は絶大だ。

 フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』のフォン・ダニエル・シュミット記者は、日本代表MFについて、フィールドで「掃除機をかけるボディガード」と表現し、こう評価している。

「エンドウにデュエルを挑むものは、たいてい負ける。それは第6節までにデュエルに勝利した101回という数字が物語っている。そして、荒っぽいシュツットガルトのゲームに、安定感と秩序を与えているのだ」

 そして、「シュツットガルトのキーマン」と綴ったのち、なぜ遠藤が加入に至ったかという経緯を、スベン・ミスリンタットSDの話をもとに紐解いている。

 かつて香川真司も見出した同SDが、遠藤に目を付けたのは浦和レッズに所属していた時代(2016~2018年)で、当時はドルトムントのスカウティングを担当していた。その後、アーセナルへ籍を移すが、その間もずっと遠藤を「注視していた」という。

 遠藤は当時から日本代表には選出されていたものの、先発に定着しておらず、ヨーロッパで注目を浴びるような存在ではなかった。だが、ミスリンタットSDが共同設立者として手掛けたサッカー選手の分析ツールを用いた場合、デュエルの数、走行距離、ヘディングやパスの質など、すべての数値が一貫して高いレベルにあったという。

「知ったかぶりのように聞こえるかもしれないが、我々にとって非常に良い移籍になると確信していたんだ」とミスリンタットが見込んだ通り、シュツットガルトは背番号3の加入で中盤の安定感が増し、1シーズンで1部に返り咲いた。

 7日に行なわれるブンデスリーガ第7節では、シュツットガルトは日本代表の“ボランチの先輩”である長谷部誠と、ベルギーで同僚だった鎌田が所属するフランクフルトと対戦。その後、オーストリアで行なわれる日本代表遠征に参加する予定だ。ドイツでも注目を集める“掃除屋”の活躍にますます期待が高まる。

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