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1: 2020/03/02(月) 12:16:19.43
ラ・リーガ第26節が現地1日に行われ、久保建英が先発出場したマジョルカはホームでヘタフェに0-1の敗戦を喫した。
互いに万全とは言えない中での試合になったが、結果は妥当なもの。決してビッグクラブではないヘタフェに、
マジョルカが手も足も出なかった理由とは。そしてフル出場した久保建英も力を発揮しきれなかった要因に迫った。(文:舩木渉)

●強いヘタフェ。ELでも爆進中

ひと昔前なら残留争い中だったかもしれないが、今のヘタフェとの戦いに苦労しないチームはないだろう。
マジョルカも例に漏れず、現地1日に行われたラ・リーガ第26節で0-1の敗戦を喫した。

両チームとも手負いの状態での対決になった。ホームのマジョルカは9ゴールを挙げてチーム内得点王のFWアンテ・ブディミルがコンディション不良で欠場を強いられた。
一方のヘタフェはラウンド16進出を決めたヨーロッパリーグ(EL)のアヤックス戦から中2日かつ2試合連続のアウェイゲームという強行日程で、マルク・ククレジャとアラン・ニョムという両翼のキーマンも出場停止で欠いていた。

だが、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに身を置くヘタフェは強かった。ホセ・ボルダラス監督が鍛え上げた戦士たちは、統率のとれた動きで強度の高い展開に持ち込む。
喧嘩上等とも取れる独特の戦術は、テクニカルな側面が強調されがちなラ・リーガの中でも異端だ。

それは先発メンバーが多少入れ替わっても変わらない。ピッチのいたるところでデュエルを挑み、肉弾戦が発生する。
最終ラインの平均位置はリーグ内で最も高く、ファウル数やイエローカードの枚数もリーグ最多。どんどん前に出ていく強気の姿勢、悪い言い方をすれば「荒い」プレーの数々で相手の戦意を削いでいく。

マジョルカはボルダラスの術中にはまった。エースストライカー不在で最近の試合で機能するようになってきていたブディミル、クチョ・エルナンデス、久保建英のトライアングルが崩れ、攻撃は単発に。
ビルドアップの拙さもあり、ヘタフェの圧力に呑まれて相手ゴール前まで満足にボールを運べすらしなかった。

そして迎えた67分、マジョルカはついにゴールを割られた。主導権を握るヘタフェはセントラルMFのマウロ・アランバリから左に大きく展開し、13試合ぶりに先発出場したケネディがクロスを上げる。
ペナルティエリア内では中盤から駆け上がって完全フリーになっていたネマニャ・マクシモビッチが頭で合わせ、先制点を奪った。

●久保建英が試合から消えた理由

もし守護神マノロ・レイナの好セーブがなければ、さらに多くの失点を喫していてもおかしくなかっただろう。
ボール支配率ではマジョルカが55%とヘタフェを上回っていながら、シュート数ではマジョルカがわずか4本だったのに対しヘタフェは9本も放っていた。
また、枠内シュート数でもマジョルカが1本で終わったのに対し、ヘタフェは5本と大きく上回っていたことから試合展開も容易に想像することができるだろう。

互いにパス成功率が60%台という大味で強度の高い展開の中で、久保の存在感は消えてしまった。
前半は4-1-4-1の右サイド、後半からは選手交代にともなって4-4-2の右サイドを担ったが、目立ったのは序盤にテクニカルなスルーパスで味方の最初のチャンスを演出した場面くらい。
フル出場を果たしたものの、苦しみ続けているのは画面を通じてもわかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-00010003-footballc-socc
3/2(月) 11:44配信