1: Egg ★ 2019/03/20(水) 06:01:06.27 ID:9EpGcjc79
ポルトガル1部のポルティモネンセSCから、カタール1部のアル・ドゥハイルSCへの完全移籍が電撃的に発表されたのが2月3日。
日本円で約44億円に達した移籍金は、2001年夏に中田英寿がASローマからパルマに移籍した際の約32億円を超える、日本人歴代最高額となった。

もっとも、約1年半所属したポルティモネンセで演じた大活躍への対価となる、桁違いの金額に関して中島は興味を示さない。
練習後の取材エリアで口にしたのは、森保ジャパンが船出した昨年9月から何度も繰り返してきた「楽しむ」というキーワードだった。

「お金のことは、僕はそこまで気にしていません。ただ、アル・ドゥハイルが僕のことをすごく欲しがってくれたことがすごく嬉しいですし、
成長するために、そして楽しむために、自分にとって一番魅力的なクラブだったから移籍することを決めました」

サッカーシーンはヨーロッパを中心に回っている。J2の東京ヴェルディからJ1のFC東京をへて、ヨーロッパの第2集団に位置するポルトガルへ移籍したのが2017年8月。
ステップアップの図式に沿えば、スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスの5大リーグか、UEFAチャンピオンズリーグを戦える強豪チームが新天地の候補と期待されてきた。

実際、昨年末にはポルティモネンセのロジニー・サンパイオ会長が、プレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズとの交渉が8割方決まったと地元のラジオ番組で明言している。
フランスリーグの名門パリ・サンジェルマンや、同じポルトガルリーグで3強を形成するFCポルトが、中島に強い関心を抱いていると報じられたこともある。

だからこそ、中島が下した決断は少なからず驚きを伴っていた。中島自身、24歳という年齢に「世界的に見れば、それほど若くはない」と語ったことがある。
中堅の域に差しかかりつつあるキャリアで、プレーの舞台を中東へ変えて新たなステージへ挑んでいる意義はどこにあるのか。

2022年の次回ワールドカップはカタールで開催される。サッカーを取り巻く環境が、国を挙げて変えられていく過程でプレーすることは、昨夏のロシア大会出場を逃した中島にとってもプラスになる。
それでも、身長167cm、体重62kgの小柄なドリブラーは「そこは考えて選んだわけではないので」と、苦笑しながらこんな言葉を紡いだ。

「本当にいろいろなクラブが話をくれましたけど、そのなかでもアル・ドゥハイルはすごく自分に合っていた。
実際に移籍が決まるまで2回ほど行きましたけど、サッカーの面もサッカー以外の面も魅力的で、より楽しくサッカーをするために成長できると思ったので。
町の人々や食事も含めてすごく住みやすいし、いまは奥さんと2人で幸せに暮らしています。サッカーにもつながってくる点で、そこが一番大事かもしれないですね」

ここでもキーワードが飛び出した。漠然と聞こえる「楽しむ」に対して、中島が定めている定義を聞いたことがある。小学生時代は教室にボールをもち込んでは足元に置いていた、
サッカーが大好きでたまらない小僧がそのまま大人になったような答えが返ってきた。

「ボールを多く触りながら、自分のなかから湧き出てくるイメージを自然とプレーで出せるときですかね。難しく考えなくても、自然といいプレーを勝手に自分の体がしてくれるときだと思います」

3/20(水) 5:28配信 THE PAGES 全文
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190320-00010000-wordleafs-socc&p=1

写真
no title


【サッカー】<日本代表MF中島翔哉>カタールでの日々に満足!「最高です。奥さんとふたりで幸せに暮らしています」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1552990549/