柴崎
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1: 2020/11/18(水) 20:52:21.56 _USER9
前半の日本には、まるで遠藤がフリーで王様のように起点となる時間帯も生まれた
メキシコ代表のヘラルド・マルティーノ監督は、自ら日本戦前半の出来を酷評した。
「特に20~25分間は、私が就任してからの2年間で最悪の時間帯だった。でもサッカーでは、有利な状況を結果に反映させなければならない。日本に欠けていたのは前半の決定力だった」
一方で今回グラーツでの2試合を通して、日本代表は遠藤航と柴崎岳がボランチでコンビを組んでいる間は、良好な展開を継続することが出来ていた。パナマ戦では後半から遠藤が交代出場して劇的に流れを変えたし、メキシコ戦も柴崎がプレーをしていた57分間は、自らも「守備面で大きな課題はなかった。相手が前から圧力をかけてきても、MFで相手を攻略してビルドアップが出来ていたと思う」と振り返っている。
遠藤とは縦関係を意識しながら「後ろが重くならないようにひとりが前に出て、FWのコースの切り方も指示出来ていた」(柴崎)という。もちろん前半日本が主導権を握れたのは、ボランチだけの功績ではない。トップ下に入った鎌田大地が圧倒的な存在感で前後左右に動いてボールを引き出し、守備から攻撃への流れを潤滑に繋ぎ続けた。ふたりのボランチと鎌田がライン間や相手の選手間でボールを受け正確なタッチで動かすことで、序盤から勢いよくプレッシングに来ていたメキシコも徐々に後傾していく。まるで遠藤がフリーで王様のように起点となる時間帯も生まれた。
今まで日本のボランチにとって、欧州でプレーするのは高い壁だった。加茂周監督時代にボランチで新境地を切り拓いた名波浩も、セリエAのベネツィアでは1列前のポジションを指示された。稲本潤一もフルハム時代はトップ下としてハットトリックを記録したし、長谷部誠もボランチ以外にサイドバック、トップ下などを任されながら、現在はリベロに収まっている。最近では橋本拳人もロストフでは、攻撃的なMFで起用されているという。
だが国内ではセンターバックとしてプレーしていた遠藤は、逆にドイツへ渡りボランチのポジションを与えられた。もともとDFとして経験を積み重ねてきたので、日本人選手に不足がちだった守備力が基準を満たし、本来備えていた展開力、縦パスの意識の高さなどが活かされ開花。今ではドイツでも「デュエル・マイスター」と呼ばれるほどに進化した。
後半、メキシコが流れを変えたのは、ベンチが選手たちを意図的に動かしたからだ
もし現在ボランチの最適解を見つけるのが目的なら、最初から結果は見えていた。柴崎と遠藤はハイレベルな相互補完の関係にあり、過去の日本代表を振り返っても最高水準に到達しようとしている。だが森保一監督は、グラーツで「同時に底上げを意識しながら」選手起用を試みた。とりわけ中山雄太は、所属のズウォーレでは「アンカーを中心にプレーしている」ので、メンバーを代えずにゲームを動かす重要なカードに化ける可能性がある。また橋本も指揮官の期待値の高さを物語るように2戦続けてピッチに立った。そういう意味では、メキシコに完敗した結果だけで評価を下すべきではないのかもしれない。
ただし監督も選手も「現在の立ち位置を確認できる相手」と一致していたメキシコとの相違は、明らかに後半からの修正力だった。メキシコで研修した指導者によれば、ユース以下の試合でも開始5~10分以内になんらかの修正を施せない監督は失格の烙印を押されるそうだ。今回の日本戦でも、メキシコは後半から身体の強いアルバレスを入れて鎌田を監視させ、SBも内側からビルドアップのサポートに回し、両翼からの仕掛けを徹底。外から崩そうとしたことで、中央の速い攻撃も有効になり2点目に繋がった。後半メキシコが流れを変えたのは、もちろん選手たちの経験値やしたたかさもあるが、ベンチが選手たちに具体的なタスクを与えて意図的に動かしたからだ。
「今後はうまくいっている時間を、さらに長く継続できるように。予測と運動量を持って、相手のプレッシャーをかいくぐれるように」
残念ながら森保監督が持ち帰る課題は、選手個々が語る内容と比べても具体性に欠ける。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e38c6ad0aa5d80bc62e202827de7b645f3a3161
メキシコ代表のヘラルド・マルティーノ監督は、自ら日本戦前半の出来を酷評した。
「特に20~25分間は、私が就任してからの2年間で最悪の時間帯だった。でもサッカーでは、有利な状況を結果に反映させなければならない。日本に欠けていたのは前半の決定力だった」
一方で今回グラーツでの2試合を通して、日本代表は遠藤航と柴崎岳がボランチでコンビを組んでいる間は、良好な展開を継続することが出来ていた。パナマ戦では後半から遠藤が交代出場して劇的に流れを変えたし、メキシコ戦も柴崎がプレーをしていた57分間は、自らも「守備面で大きな課題はなかった。相手が前から圧力をかけてきても、MFで相手を攻略してビルドアップが出来ていたと思う」と振り返っている。
遠藤とは縦関係を意識しながら「後ろが重くならないようにひとりが前に出て、FWのコースの切り方も指示出来ていた」(柴崎)という。もちろん前半日本が主導権を握れたのは、ボランチだけの功績ではない。トップ下に入った鎌田大地が圧倒的な存在感で前後左右に動いてボールを引き出し、守備から攻撃への流れを潤滑に繋ぎ続けた。ふたりのボランチと鎌田がライン間や相手の選手間でボールを受け正確なタッチで動かすことで、序盤から勢いよくプレッシングに来ていたメキシコも徐々に後傾していく。まるで遠藤がフリーで王様のように起点となる時間帯も生まれた。
今まで日本のボランチにとって、欧州でプレーするのは高い壁だった。加茂周監督時代にボランチで新境地を切り拓いた名波浩も、セリエAのベネツィアでは1列前のポジションを指示された。稲本潤一もフルハム時代はトップ下としてハットトリックを記録したし、長谷部誠もボランチ以外にサイドバック、トップ下などを任されながら、現在はリベロに収まっている。最近では橋本拳人もロストフでは、攻撃的なMFで起用されているという。
だが国内ではセンターバックとしてプレーしていた遠藤は、逆にドイツへ渡りボランチのポジションを与えられた。もともとDFとして経験を積み重ねてきたので、日本人選手に不足がちだった守備力が基準を満たし、本来備えていた展開力、縦パスの意識の高さなどが活かされ開花。今ではドイツでも「デュエル・マイスター」と呼ばれるほどに進化した。
後半、メキシコが流れを変えたのは、ベンチが選手たちを意図的に動かしたからだ
もし現在ボランチの最適解を見つけるのが目的なら、最初から結果は見えていた。柴崎と遠藤はハイレベルな相互補完の関係にあり、過去の日本代表を振り返っても最高水準に到達しようとしている。だが森保一監督は、グラーツで「同時に底上げを意識しながら」選手起用を試みた。とりわけ中山雄太は、所属のズウォーレでは「アンカーを中心にプレーしている」ので、メンバーを代えずにゲームを動かす重要なカードに化ける可能性がある。また橋本も指揮官の期待値の高さを物語るように2戦続けてピッチに立った。そういう意味では、メキシコに完敗した結果だけで評価を下すべきではないのかもしれない。
ただし監督も選手も「現在の立ち位置を確認できる相手」と一致していたメキシコとの相違は、明らかに後半からの修正力だった。メキシコで研修した指導者によれば、ユース以下の試合でも開始5~10分以内になんらかの修正を施せない監督は失格の烙印を押されるそうだ。今回の日本戦でも、メキシコは後半から身体の強いアルバレスを入れて鎌田を監視させ、SBも内側からビルドアップのサポートに回し、両翼からの仕掛けを徹底。外から崩そうとしたことで、中央の速い攻撃も有効になり2点目に繋がった。後半メキシコが流れを変えたのは、もちろん選手たちの経験値やしたたかさもあるが、ベンチが選手たちに具体的なタスクを与えて意図的に動かしたからだ。
「今後はうまくいっている時間を、さらに長く継続できるように。予測と運動量を持って、相手のプレッシャーをかいくぐれるように」
残念ながら森保監督が持ち帰る課題は、選手個々が語る内容と比べても具体性に欠ける。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e38c6ad0aa5d80bc62e202827de7b645f3a3161
1: 2020/11/18(水) 10:41:48.33 _USER9
11/18(水) 10:30配信
スポニチアネックス
ロドリゲスと競る柴崎(AP)
◇男子サッカー国際親善試合 日本0―2メキシコ(2020年11月17日 オーストリア・グラーツ)
北中米の雄との差は歴然だった。日本代表MF柴崎岳(28=レガネス)はメキシコ戦に先発出場し、後半12分までプレー。0―2という結果に「自分たちの実力がこんなものかなということ。メキシコと対戦して力不足を痛感している。まだまだチームとしての戦術は高められる。選手個人の能力もさらに上げていかないといけない」と振り返った。
それでも全てが悪かったわけではない。「相手が前から圧力をかけにきた部分でも、ビルドアップして中盤を攻略していこうという意図もあった。上手くできた時はゴール前にも運べた。立ち位置は悪くなかったし、スムーズさはある程度は出たかなと思う」。強豪を相手にどう試合を動かすか。確かな手応えは得ている。
さらなるレベルアップのためには敗戦から学ぶ必要がある。柴崎は「(メキシコは)非常にコンパクトにミスも少なくビルドアップしてくる。ミスしても切り替えの速さや守備の強度も高い。日本のやっているコンセプトに近いものを感じた」とし、「相手が上げてきたときの精度、攻から守の切り替え、守備の精度をメキシコは徹底してきている。見習うべきところ」と上を見据えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b169e6a1ed488381161d56a468efd0b5c1b21259
スポニチアネックス
ロドリゲスと競る柴崎(AP)
◇男子サッカー国際親善試合 日本0―2メキシコ(2020年11月17日 オーストリア・グラーツ)
北中米の雄との差は歴然だった。日本代表MF柴崎岳(28=レガネス)はメキシコ戦に先発出場し、後半12分までプレー。0―2という結果に「自分たちの実力がこんなものかなということ。メキシコと対戦して力不足を痛感している。まだまだチームとしての戦術は高められる。選手個人の能力もさらに上げていかないといけない」と振り返った。
それでも全てが悪かったわけではない。「相手が前から圧力をかけにきた部分でも、ビルドアップして中盤を攻略していこうという意図もあった。上手くできた時はゴール前にも運べた。立ち位置は悪くなかったし、スムーズさはある程度は出たかなと思う」。強豪を相手にどう試合を動かすか。確かな手応えは得ている。
さらなるレベルアップのためには敗戦から学ぶ必要がある。柴崎は「(メキシコは)非常にコンパクトにミスも少なくビルドアップしてくる。ミスしても切り替えの速さや守備の強度も高い。日本のやっているコンセプトに近いものを感じた」とし、「相手が上げてきたときの精度、攻から守の切り替え、守備の精度をメキシコは徹底してきている。見習うべきところ」と上を見据えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b169e6a1ed488381161d56a468efd0b5c1b21259
1: 豆次郎 ★ 2019/12/09(月) 12:38:11.11 ID:qPWmHOKN9
GOAL12/9(月) 11:30配信
スペインで苦しむ日本人選手たち…先週末は久保建英以外、全員が先発落ちに
今季から日本人選手が多くプレーするスペインだが、それぞれ苦しい境遇に陥っている。
マジョルカでプレーする久保建英をはじめ、香川真司(レアル・サラゴサ)や岡崎慎司(ウエスカ)が今季からスペインへ挑戦。さらに乾貴士(エイバル)、柴崎岳(デポルティーボ)など、現在多くの日本人が現在欧州最高峰の舞台で戦っている。
レアル・マドリーから期限付き移籍でマジョルカに加入した久保は、序盤戦こそ苦しんだものの、直近の数試合では圧倒的な存在感を放っている。前節は下部組織時代を過ごした古巣バルセロナとの一戦に臨み、敗れはしたものの(2-5)随所に輝きを放っていた。
だが、久保以外の選手は難しい時期を過ごしている。先週末のリーグ戦では、久保以外1人も先発することができなかった。
7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第16節、エイバルはヘタフェに0-1と敗戦。乾は2試合ぶりの先発落ちとなり、最後まで試合を見守った。直近15試合でベンチに座ったのは4試合目となっている。
2部のウエスカは、第19節でラージョ・バジェカーノに0-2と敗れた。岡崎慎司は2試合連続でベンチスタートとなり、後半から出場。12試合連続スタメン出場と不動の選手とも見られていたが、ここまで3得点と結果が伴わないためか、直近2試合ではFWダニ・エスクリチェに1トップの座を奪われている。
またデポルティボとレアル・サラゴサ(1-3)の直接対決で、柴崎と香川は共にベンチスタート。前節ルーゴ戦では70分から6試合ぶりとなる出場を果たした柴崎だが、この試合では出場機会がなかった。香川は2試合連続のベンチスタートで83分に出場するも、大きな存在感を放つことはできていない。
さらにエストレマドゥーラのU-21日本代表GK山口瑠伊も、アルバセテ戦(1-1)はベンチから試合を見守った。
それぞれ憧れの地でのプレーを選択した選手たちだが、世界屈指のフットボール大国の壁は厚いようだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191209-00010012-goal-socc
スペインで苦しむ日本人選手たち…先週末は久保建英以外、全員が先発落ちに
今季から日本人選手が多くプレーするスペインだが、それぞれ苦しい境遇に陥っている。
マジョルカでプレーする久保建英をはじめ、香川真司(レアル・サラゴサ)や岡崎慎司(ウエスカ)が今季からスペインへ挑戦。さらに乾貴士(エイバル)、柴崎岳(デポルティーボ)など、現在多くの日本人が現在欧州最高峰の舞台で戦っている。
レアル・マドリーから期限付き移籍でマジョルカに加入した久保は、序盤戦こそ苦しんだものの、直近の数試合では圧倒的な存在感を放っている。前節は下部組織時代を過ごした古巣バルセロナとの一戦に臨み、敗れはしたものの(2-5)随所に輝きを放っていた。
だが、久保以外の選手は難しい時期を過ごしている。先週末のリーグ戦では、久保以外1人も先発することができなかった。
7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第16節、エイバルはヘタフェに0-1と敗戦。乾は2試合ぶりの先発落ちとなり、最後まで試合を見守った。直近15試合でベンチに座ったのは4試合目となっている。
2部のウエスカは、第19節でラージョ・バジェカーノに0-2と敗れた。岡崎慎司は2試合連続でベンチスタートとなり、後半から出場。12試合連続スタメン出場と不動の選手とも見られていたが、ここまで3得点と結果が伴わないためか、直近2試合ではFWダニ・エスクリチェに1トップの座を奪われている。
またデポルティボとレアル・サラゴサ(1-3)の直接対決で、柴崎と香川は共にベンチスタート。前節ルーゴ戦では70分から6試合ぶりとなる出場を果たした柴崎だが、この試合では出場機会がなかった。香川は2試合連続のベンチスタートで83分に出場するも、大きな存在感を放つことはできていない。
さらにエストレマドゥーラのU-21日本代表GK山口瑠伊も、アルバセテ戦(1-1)はベンチから試合を見守った。
それぞれ憧れの地でのプレーを選択した選手たちだが、世界屈指のフットボール大国の壁は厚いようだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191209-00010012-goal-socc
1: 砂漠のマスカレード ★ 2019/11/20(水) 07:25:19.56 ID:ok/Q0QdQ9
【日本 1-4 ベネズエラ キリンチャレンジカップ2019】
日本代表は19日、キリンチャレンジカップ2019でベネズエラ代表と対戦している。
チケットは完売となったようで、試合が行われたパナソニックスタジアム吹田には多くのサポーターが駆け付けていた。
しかし、そんな一戦で森保ジャパンは最悪のパフォーマンスを見せる。
立ち上がりから緩い対応が目立ち、ベネズエラに攻められ続けた日本代表は、8分という早い時間にFWサロモン・ロンドンに先制ゴールを献上すると、その後守備が完全に崩壊。
30分、33分と立て続けにロンドンにゴールを割られ、38分にはMFジェフェルソン・ソテルドにも点を許すなど、前半だけで相手に4得点も奪われたのである。
後半は少しずつ自分たちのペースを取り戻し、69分にはMF山口蛍のゴールで1点を返したが、その後はベネズエラの堅い守備を前に追加点を奪うことができず
。森保一監督の修正力なども全く見受けられず、ホームで1-4の惨敗を喫した。
敗因はいくつかある。日本代表は立ち上がりに単純なパスミスやコントロールミスが目立ち、相手に何度かチャンスを与えていた。
対するベネズエラは止める・出すの基本的技術がしっかりしており、ミスの少なさが目立った。
ボールホルダーに対するサポートも速く、攻守両面で日本代表を上回った。
また、日本代表は前線とその後ろの動きが疎らで、中盤に大きなスペースが空く。
そこを突かれては全体の重心が後ろへと傾き、サイドから崩されてロンドンの頭一発というわかりやすい攻撃にハマった。
セカンドボールを拾ってカウンターに繋げるシーンも多くはなく、FW浅野拓磨の走力とMF中島翔哉の独力に任せるなんとも単調な攻撃に終始したのである。
だが、最も疑問であったのが森保監督の選手起用。この日のスタメンは海外組と国内組がおよそ半々となっていたが、問題はそこではなく、フル出場させた選手のチョイスである。
中でも柴崎岳、中島翔哉、川島永嗣。この3名を90分間使い続けたことに、大きな疑問が残るのだ。
この3選手は日本代表でお馴染みの存在となっているが、所属クラブで満足いく出場機会を得ているわけでもなければ、ここ最近の日本代表でも好パフォーマンスを見せているわけでもない。
来年以降、代わりとなる選手を見つけなければならない。その筆頭とも言えるわけだ。
今回のベネズエラ戦は、そんな3選手の代役となる選手を発掘する絶好の機会でもあった。
実際、FW古橋亨梧、FWオナイウ阿道、DF進藤亮佑、DF荒木隼人の4名は初招集を受けており、MF大島僚太やMF井手口陽介、GK中村航輔らも久しぶりの代表復帰を果たしているなど、楽しみな面々は揃っていた。
しかし、上に記した選手の中で出場機会を得ることができたのは古橋と井手口のみ。
後者に至っては82分からの出場と、アピールの時間はそれほど多く設けられなかった。
代表常連組の代わりとなる選手を見つけ出す良い機会だったのだが、その絶好のチャンスは中島、柴崎、川島の3選手のコンディション調整によって潰されてしまったのである。
そもそも、古橋やオナイウといった選手が招集されたのは何を評価されてのものか。
クラブでのパフォーマンスであることは間違いない。とくに代表初招集組は所属チームで継続的に出場機会を得ており、なおかつ結果も残している。
それが、所属クラブで出場機会を得ることができていない選手を前に満足いく出場時間を与えられない。来月にE-1選手権があるとはいえ、ここには疑問が残る。
日本代表は自身のコンディションを調整する場ではない。いくら代表の常連組といえ、所属クラブで出場機会を得ることができていない面々がいつまでも試合に出続けることに意味はあるのか
。今後もこうしたことに変化が見受けられなければ、日本代表のレベルはどんどん落ちていくだろう。こうした問題をしっかりと受け止めなければならない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191120-00348978-footballc-socc
11/20(水) 7:00配信
日本代表は19日、キリンチャレンジカップ2019でベネズエラ代表と対戦している。
チケットは完売となったようで、試合が行われたパナソニックスタジアム吹田には多くのサポーターが駆け付けていた。
しかし、そんな一戦で森保ジャパンは最悪のパフォーマンスを見せる。
立ち上がりから緩い対応が目立ち、ベネズエラに攻められ続けた日本代表は、8分という早い時間にFWサロモン・ロンドンに先制ゴールを献上すると、その後守備が完全に崩壊。
30分、33分と立て続けにロンドンにゴールを割られ、38分にはMFジェフェルソン・ソテルドにも点を許すなど、前半だけで相手に4得点も奪われたのである。
後半は少しずつ自分たちのペースを取り戻し、69分にはMF山口蛍のゴールで1点を返したが、その後はベネズエラの堅い守備を前に追加点を奪うことができず
。森保一監督の修正力なども全く見受けられず、ホームで1-4の惨敗を喫した。
敗因はいくつかある。日本代表は立ち上がりに単純なパスミスやコントロールミスが目立ち、相手に何度かチャンスを与えていた。
対するベネズエラは止める・出すの基本的技術がしっかりしており、ミスの少なさが目立った。
ボールホルダーに対するサポートも速く、攻守両面で日本代表を上回った。
また、日本代表は前線とその後ろの動きが疎らで、中盤に大きなスペースが空く。
そこを突かれては全体の重心が後ろへと傾き、サイドから崩されてロンドンの頭一発というわかりやすい攻撃にハマった。
セカンドボールを拾ってカウンターに繋げるシーンも多くはなく、FW浅野拓磨の走力とMF中島翔哉の独力に任せるなんとも単調な攻撃に終始したのである。
だが、最も疑問であったのが森保監督の選手起用。この日のスタメンは海外組と国内組がおよそ半々となっていたが、問題はそこではなく、フル出場させた選手のチョイスである。
中でも柴崎岳、中島翔哉、川島永嗣。この3名を90分間使い続けたことに、大きな疑問が残るのだ。
この3選手は日本代表でお馴染みの存在となっているが、所属クラブで満足いく出場機会を得ているわけでもなければ、ここ最近の日本代表でも好パフォーマンスを見せているわけでもない。
来年以降、代わりとなる選手を見つけなければならない。その筆頭とも言えるわけだ。
今回のベネズエラ戦は、そんな3選手の代役となる選手を発掘する絶好の機会でもあった。
実際、FW古橋亨梧、FWオナイウ阿道、DF進藤亮佑、DF荒木隼人の4名は初招集を受けており、MF大島僚太やMF井手口陽介、GK中村航輔らも久しぶりの代表復帰を果たしているなど、楽しみな面々は揃っていた。
しかし、上に記した選手の中で出場機会を得ることができたのは古橋と井手口のみ。
後者に至っては82分からの出場と、アピールの時間はそれほど多く設けられなかった。
代表常連組の代わりとなる選手を見つけ出す良い機会だったのだが、その絶好のチャンスは中島、柴崎、川島の3選手のコンディション調整によって潰されてしまったのである。
そもそも、古橋やオナイウといった選手が招集されたのは何を評価されてのものか。
クラブでのパフォーマンスであることは間違いない。とくに代表初招集組は所属チームで継続的に出場機会を得ており、なおかつ結果も残している。
それが、所属クラブで出場機会を得ることができていない選手を前に満足いく出場時間を与えられない。来月にE-1選手権があるとはいえ、ここには疑問が残る。
日本代表は自身のコンディションを調整する場ではない。いくら代表の常連組といえ、所属クラブで出場機会を得ることができていない面々がいつまでも試合に出続けることに意味はあるのか
。今後もこうしたことに変化が見受けられなければ、日本代表のレベルはどんどん落ちていくだろう。こうした問題をしっかりと受け止めなければならない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191120-00348978-footballc-socc
11/20(水) 7:00配信
◇東京五輪開幕まであと1年
五輪世代とA代表と兼任する男子サッカーの森保監督は、20年東京五輪について「我々は金メダルを獲りたいと思っている。そのためには、A代表で活躍できるほどの選手が出て活躍しないと目標達成は難しい」とかねてメンバー選考に関する明確な指針を公言している。
「A代表で活躍できる実力」から鑑みた時、五輪世代で当確の筆頭候補はA代表でも主力として活躍するDF冨安とMF堂安だ。さらに6月の親善試合でフル代表に初招集され、南米選手権でも高いスキルを見せたMF久保も当確に近い。指揮官は「18歳と思えないほど頭が賢くて冷静に自分の立ち位置や方向性を考えられる選手」と評価している。
3人選出できるオーバーエージ(OA)枠は五輪世代に足りない部分を補い、チーム力を高められる選手が候補となる。中でもボランチの柴崎が第1優先だろう。五輪世代が軸となった南米選手権でもA代表から継続して主将を任せており、練習から2人で話し込んで意見をすり合わせる光景が目立った。試合中の臨機応変な対応力を大事にする指揮官は、冗談交じりに「岳のほうがいっぱいサッカーを知っている」と話すほど柴崎のサッカーIQに信頼も寄せている。
OAは所属クラブとの交渉が必要となるが、ポストプレーに優れるFW大迫勇、対人プレーに強いDF植田も有力。元日本代表MF本田は自ら名乗りを上げているが、逆転選出は現時点では厳しい状況だ。
7/24(水) 9:30配信 東京スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000126-spnannex-socc
五輪世代とA代表と兼任する男子サッカーの森保監督は、20年東京五輪について「我々は金メダルを獲りたいと思っている。そのためには、A代表で活躍できるほどの選手が出て活躍しないと目標達成は難しい」とかねてメンバー選考に関する明確な指針を公言している。
「A代表で活躍できる実力」から鑑みた時、五輪世代で当確の筆頭候補はA代表でも主力として活躍するDF冨安とMF堂安だ。さらに6月の親善試合でフル代表に初招集され、南米選手権でも高いスキルを見せたMF久保も当確に近い。指揮官は「18歳と思えないほど頭が賢くて冷静に自分の立ち位置や方向性を考えられる選手」と評価している。
3人選出できるオーバーエージ(OA)枠は五輪世代に足りない部分を補い、チーム力を高められる選手が候補となる。中でもボランチの柴崎が第1優先だろう。五輪世代が軸となった南米選手権でもA代表から継続して主将を任せており、練習から2人で話し込んで意見をすり合わせる光景が目立った。試合中の臨機応変な対応力を大事にする指揮官は、冗談交じりに「岳のほうがいっぱいサッカーを知っている」と話すほど柴崎のサッカーIQに信頼も寄せている。
OAは所属クラブとの交渉が必要となるが、ポストプレーに優れるFW大迫勇、対人プレーに強いDF植田も有力。元日本代表MF本田は自ら名乗りを上げているが、逆転選出は現時点では厳しい状況だ。
7/24(水) 9:30配信 東京スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000126-spnannex-socc
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