1: 2019/01/04(金) 20:36:04.48 _USER9
日本野球機構(NPB)は7日が仕事始め。今年はシーズン中の5月に改元を迎えるが、楽天・三木谷浩史オーナー(53)が12球団オーナー会議の議長に就任することから前途多難だ。

 議長は1年ごとにセ・パ交代で選出される。昨年は中日・白井文吾オーナー(90)が務め、今年は三木谷オーナーがIT企業トップで初めて就任。プロ野球界に新風が吹くと期待する向きもあるが、寂しい現実がある。熱心なセ・リーグのオーナーたちと対照的に、パ・リーグ勢のオーナー会議への出席率は極端に低い。特に三木谷オーナーが姿を見せることは極めて珍しい。

 昨年11月、三木谷オーナーの議長就任が発表された際、報道陣がNPB側に「本当に大丈夫なんですか? 議長が欠席の前代未聞のオーナー会議にならないでしょうね」と念押ししたほどだ。

 「オーナー会議に出席せざるを得ないように、周囲が議長に祭り上げたのだろう」とのうがった見方もある。いずれにせよ引き受けた以上、出席は当然だが、三木谷オーナーは他にも問題がある。「野球よりサッカーびいきだからね」といわれる“サッカーファースト”主義だ。

 昨季J1神戸に元スペイン代表のスーパースター、アンドレス・イニエスタを推定年俸32億5000万円で獲得。良いところなく最下位に終わった楽天のファンは怒り心頭だった。

 オフに石井一久ゼネラルマネジャーを据え、西武からFAの浅村栄斗を獲得したりしているが、サッカーファーストぶりは変わらない。珍しくオーナー会議に顔を出したと思ったら唐突に、欧州サッカーにならって外国人枠撤廃を訴え、他のオーナーのひんしゅくを買ったこともある。

 さらにはセ球団の間で交流戦廃止案が叫ばれるご時世に、「リーグ戦6割、交流戦4割にしたらどうか」とピンボケ拡大発言まであった。こんな調子では、野球ファンが期待する球界改革など夢のまた夢だろう。(江尻良文)

1/4(金) 16:56配信 ZAKZAK
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