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<セルジオ越後>イニエスタ、L・ダミアンら今季の目玉は助っ人ばかり…日本人は大人しすぎるよ  

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1: Egg ★ 2019/02/26(火) 06:43:02.62 ID:CF2qsaez9
2019年シーズンがスタートしたけど、今年は日本サッカーにとってある意味正念場になる気がするよ。
 
 ACLではアントラーズとサンフレッチェがプレーオフで勝利して、本選への出場を決めた。ただし格下相手に快勝したアントラーズはいいとしても、心配なのはタイのチェンライ・ユナイテッドにPK戦の末にようやく勝ったサンフレッチェの状態だ。
 
 もちろんタイのレベルが上がっているのは重々承知している。それでもPK戦にもつれるほどチーム力が均衡していたわけではないはずだ。プレーオフで苦戦しているようでは、この先が思いやられる。
 
 1月のアジアカップでも日本代表が準々決勝まですべて1点差の勝利と、手を焼いた。こうした不甲斐ない内容の試合が続けば、アジア諸国との差が縮まっているのは、単に周囲が強くなっているのではなくて、日本の実力が衰えてしまっているのではないかと、そんな意見が出てきてもおかしくはない。

 停滞感の原因のひとつは、日本全体の意識の低下ではないか。例えばアジアカップの決勝でカタールに1−3で惨敗して優勝を逃しても、国民はみんな「あーあ」と言って肩を落としただけで、それきりだった。敗因を分析するようなメディアはいくつあった? ほとんどなかったよね。
 
 昨年のロシア・ワールドカップでもそうだった。グループリーグを突破してベスト16に進出した時にお祭り騒ぎになっても、敗れれば、すぐ次の話題にいってしまう。試合ごと、大会ごとに反省を繰り返さなければ、強化にはつながらないよ。今の日本からは、アジアで2位に終わった現実を糾弾するような厳しさが感じられないんだ。
 
 今季のJリーグを見ても、日本人の存在感が一層薄れている気がする。メディアで多く取り上げられるのは、ヴィッセルのビジャ、イニエスタ、ポドルスキの3人に加え、フロンターレのL・ダミアンやグランパスのジョー、サガンのF・トーレスとクエンカといった助っ人ばかり。
 
 ヴィッセルが売り出した1試合30万円のVIPチケットに買い手がついたと話題になったけど、これだって有名なスター選手が間近で見られるからであって、日本人が1番の目当てではないはずだ。

■ビッグクラブがないことは、小さくない問題だ

かつてのJリーグはレオナルド、ジョルジーニョ、ドゥンガ、エムボマといった現役の代表選手がいても、城とか小倉とか中西とか、それに対抗するタレントがわんさかいた。当時に比べたら最近の国内の選手にはずいぶんと大人しい印象を受けてしまうんだ。今季は大物助っ人に負けないような日本人選手の活躍に期待したいね。
 
 長期的にみると、日本人選手が台頭するうえで今のJリーグにビッグクラブがないことは、小さくない問題だと思う。リーグ創世記のヴェルディや、90年代のジュビロやアントラーズは毎年優勝争いを演じて、いくつものタイトルを手にしてきた。今はそうしたカリスマ的なクラブがなくなっている。
 
 多くの海外リーグではタイトルを総なめにしてしまうような名門が必ず存在する。ドイツのバイエルンや、スペインのバルセロナ、R・マドリー、イタリアのユベントスとかね。Jリーグは実力が拮抗しているから面白いんだ、という意見はあるけれど、ビッグクラブがあれば、リーグはさらに活気づくはずだよ。
 
 ビッグクラブを相手にすれば、他チームのモチベーションは自ずと高まるし、観客動員数も確実に増える。なにより子どもたちにとって憧れにもなるから、プレー人口の増加も期待できる。サッカー人気は確実に高まるだろうし、だからこそ有望な日本人選手が生まれてくるんだ。

 そう考えても「アジアナンバーワンクラブ」を掲げて世界的な選手を次々に獲得するヴィッセルの取り組みは決して悪いことではない。むしろ、リーグに新しい風を吹き込んでくれていて面白い。
 
 三木谷会長のワンマンともいえるけれど、楽天という企業を世界に売り込むために、上手くサッカーとビジネスをつなぎ合わせているし、それがクラブに好影響を及ぼしている。実際にビジャ、イニエスタ、ポドルスキというスターを見るために試合や練習には多くのギャラリーが集まるし、いまや国外からも注目を浴びる存在だ。
 
 日本サッカーの発展にとっても、日本人選手にとっても、ヴィッセルの動きはすごく良い刺激になるのではないか。

2019年02月26日 サッカーダイジェスト
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=54644

写真

L・ダミアン(9番)など強力助っ人が目を引く一方で、日本人は大人しい。奮起に期待したい。
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