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1: 2021/02/04(木) 07:44:16.50 _USER9
パラグアイ1部のスポルティボ・ルケーニョは2日、元日本代表FW森本貴幸(32)と1年契約を結んだと発表した。森本はこのほどスポーツ報知のインタビューに応じ、海外移籍の後押しとなった横浜CのFW三浦知良(53)から授かった“金言”を明かし、挑戦への意気込みを口にした。(取材・構成=小又 風花)

 昨季、日本代表やクラブで一緒にプレーした中村憲剛氏、内田篤人氏らが引退。森本自身も新型コロナによるリーグ中断など、今後のプロ生活を考えるきっかけが多くあった。

 「これからも試合や練習ができなくなる可能性もある。もう一生、サッカーができないかも、とも考えた。このまま年を取って終わりを迎えるより、日本以外の世界にチャレンジしたい気持ちが強くなった。カターニャ(イタリア)時代は(自身が)知られていないところから、実力や結果で示すしかなかった。そのスリリングな状況を味わいたくなった」

ギリシャに移籍もコロナ禍での帰国 昨年9月末に福岡と双方合意のもとで契約解除し、ギリシャ3部・AEPコザニへ移籍。だが、渡欧した直後の11月1日から国全体がロックダウン(都市封鎖)し、チームは活動休止。開幕の見通しもなくなった。

 「チームから外国人選手は母国に帰っていいと言われた。でも、縁があってギリシャに来て、コロナ禍でロックダウンして、こういう世界を見られるのは僕しかいない。帰りたくないと伝えて、家の近くで自主練をしていた」

 ただ、状況は変わらず、契約を残して12月初旬に帰国。再び移籍先を探した。海外にこだわった理由は三浦知良の言葉だ。福岡と契約解除後、あるクラブへの移籍が出国直前で破談となり、所属チームがない期間のことだった。

 「今後のことを誰かに相談したかった時、地元・神奈川のサウナで偶然、カズさんに会った。これは運命だなと。神様に見えた。交代浴をしながら2時間くらい話をした。印象に残っているのは『どこでやっても一緒だからね、サッカーは』『自分で限界を決めたら絶対にだめ。いつでも若々しくやらないと』という言葉。いろんな国でプレーして、今も現役で体現しているから、めちゃくちゃ突き刺さった。そのあとすぐにギリシャの話が来て、即答で決めた。あの時、カズさんに会えていなかったら、今どうなっていたか分からない」

 新天地はパラグアイ。リーグ戦成績で4チームに与えられる南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯への出場を目標に掲げる。

 「妻と3人の子どもがいて、Jリーグでやっていた選手なら選ばない選択かもしれない。もちろんJリーグでトップを目指すのもいい。でも、僕は残りの現役生活を考えると、この地球のいろんな国でボールを蹴って、異なる文化に触れたい。今は楽しみな気持ちがめちゃくちゃ強いです」

2/4(木) 7:00
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