1: Egg ★ 2019/07/17(水) 16:18:36.57 ID:GzQkgS9p9
来年1月に開業予定の府立京都スタジアムについて、京都府などに公金を支出しないよう亀岡市民らが訴えていた裁判で、京都地裁は市民らの訴えを退けました。

 府立京都スタジアムは京都府と亀岡市が総事業費176億円かけて、亀岡駅前に来年1月開業予定の球技専用スタジアムです。府はJリーグ1試合の平均来場者数を1万人と想定していますが、住民らはその想定は過大とした上で、近くで生育する国の天然記念物「アユモドキ」に悪影響を及ぼすなどとして、府と市に公金を支出しないよう求めて裁判を起こしていました。

 7月16日の判決で京都地裁は「府が算出した来場者数の予測は不合理とまでは言えない」「アユモドキの保存に影響を及ぼす証拠はない」として原告の訴えを退けました。原告側は控訴も含めて今後の方針を検討するとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00028697-mbsnews-l26



京都府亀岡市で建設中の府立京都スタジアムを巡り、府と亀岡市に対し、支出差し止めを求めた住民訴訟で、京都地裁は16日、スタジアムに「違法性はない」と判断した。

観客数1万人を見込む府の費用対効果が過大かどうかが主要争点になったが、府と市の主張を全面的に認めた。府市は「着実に工事を進める」と安堵(あんど)し、原告は控訴を検討する。

 スタジアム事業に府は156億円、市は20億円を支出または支出予定。府は直近10年間の京都サンガFCのホーム平均入場者数約8千人を基に、新設効果を加えた1万人が来場すると想定、事業費より約1・5倍の効果があると主張。

原告は現状の入場者数(約5700人)をベースに交通渋滞の損失などを加味すれば、効果は事業費を下回るとの独自分析を示して反論していた。

 判決は「(入場者数は)戦績や人気の変動で左右されるため不確定」「原告が行った分析の妥当性にかかわらず、(府の想定は)経済的合理性がないとはいえない」とし、建設事業を追認した。

 判決はスタジアムの必要性にも言及した。原告はサンガのホームである西京極陸上競技場(京都市右京区)で「プロスポーツを観戦できる」と主張したが、判決は施設の老朽化に加え、西京極が球技と陸上競技との兼用であることを指摘。

「全国的な試合に対応可能な専用球技場を新設する必要性がないとはいえない」とした。

 府と市は「主張が全面的に認められた」とし、原告団代表(70)は「原告側の分析の是非も判断せず、極めて不当な判決だ」とした。

 遊水地にスタジアムを建設することに対する治水への影響を争う訴訟も係争中で、11月に判決が出る。

7/17(水) 9:42配信 京都新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000005-kyt-l26

写真
no title