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1: 2020/12/03(木) 19:57:54.85 _USER9
サッカー中国スーパーリーグ(1部)に所属する全16クラブは、チーム名から企業名を省くよう中国サッカー協会(CFA)から指示されており、来季のリーグ戦は一新されることになる見通しだが、多くのサポーターの怒りを買っている。


 CFAは、各クラブが所有元である投資家や企業との関連性を取り除き、代わりに「中立的な」名称を採用しなければならないという命令を実行しているところだと、政府系メディアは伝えている。

 2015年にまでさかのぼる中国サッカー界における大規模な改革案の一環である今回の措置は、来春に新シーズンが開幕した際に大きな影響を与えるとみられ、スーパーリーグのほとんどのチームに影響を及ぼす可能性がある。

 チーム名を変更する可能性が高いチームとしては、新王者に輝いた江蘇蘇寧(Jiangsu Suning)や連覇を逃した広州恒大(Guangzhou Evergrande)、オスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)を擁する上海上港(Shanghai SIPG)が筆頭に挙げられる。

 蘇寧(Suning)は国内小売り大手、恒大(Evergrande)は有数の不動産会社であり、SIPGは上海国際港務集団(Shanghai International Port Group)の略である。

 国内紙の天津日報(Tianjin Daily)は3日、天津泰達(Tianjin Teda)や北京国安(Beijing Guoan)も名称変更の犠牲になるだろうと伝えた。

 同紙は「大きな変更点がなければ、『泰達』の名称は歴史になる」とし、「最近行われた中国サッカー協会との協議や、(チーム名を維持するための)合理的努力の結果は楽観的なものではない」と伝えている。

 北東部の湾岸地域を本拠地とする天津泰達は、国有事業である「泰達(天津経済技術開発区、TEDA)」の名を1998年からチーム名に入れている。

 天津泰達のあるサポーターは怒りを募らせ「企業が所有するクラブは、何世代にもわたりわれわれの生活の一部になっている」と語った。「協会がこの名称の存続をこれ以上認めないと朝聞いて、とにかくとても悲しい」

 また、こちらも名称がもうじき変更になる予定の武漢卓爾(Wuhan Zall)を応援する19歳のサポーターは、「非常に腹立たしいし悲しい」と話した。「私たちはこのチーム名と何年も一緒に過ごしてきた。老人であれ若者であれ、みんな毎日チームをこの名前で呼んでいる」

 中にはサポーターに意見を求めているクラブもあり、チーム名の後半部分に不動産大手の名称が入った広州富力(Guangzhou R&F)は、中国版ツイッター(Twitter)の「微博(ウェイボー、Weibo)」で、来季チームがどう呼ばれるべきかをファンに尋ねている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/badf0ecbcd11d762d3b9e8ecd6cdbc3491237e7d