1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/10/29(木) 21:36:17.97 ID:???*.net
ビックリしたね。48歳のゴン(中山雅史)がJ3昇格を目指すJFLのアスルクラロ沼津と選手契約を結び、
約2年9ヵ月ぶりの現役復帰を果たした。
確かに、ゴンはコンサドーレ札幌退団時の会見(2012年12月)で「(現役に)未練たらたらです」と言い、
最後まで「引退」という言葉は口にしなかった。でも、その後、何度か解説などの仕事を一緒にさせてもらったけど、
まさか本当に復帰を目指してトレーニングを続けていたとは知らなかった。
メディアの前では、ふざけて笑いを振りまくキャラを演じているけど、普段の彼はシャイで口数も少ない。
とにかくまじめな性格だ。札幌時代に手術した両ヒザは退団時、日常生活にも支障をきたすほど悪い状態だったと
聞いている。それでも現役にこだわって、ここまでこぎ着けたということは、相当リハビリを頑張ったのだろう。
頭が下がるよ。
もっとも、厳しいことを言えば、選手契約を結んだとはいえ、公式戦に出場を果たすまでは、
本当の意味での現役復帰とは言えない。きっと本人もそう思っているはず。
ゴンは自分でも昔から「俺はヘタクソだから」と言っていて、実際、足元の技術は大したことがない。
それでもあれだけ実績を残せたのは、ずば抜けた身体能力と強い気持ちを持っていたからこそ。
接触プレーを恐れず、ぎりぎりのクロスにも頭から突っ込んでいく。相手DFに何度削られても、
平然とした顔で立ち上がり、再び立ち向かう。とにかく、ゴール前で泥くさく体を張り続ける。
1998年フランスW杯のジャマイカ戦で日本のW杯初得点を決めた後、相手選手との接触で
脚を骨折しながらも試合終了まで走り続けたのは象徴的だ。今の日本代表でいえば岡崎が似ているかな。
いずれにしても、僕がDFだったら、一番対戦したくないタイプの選手だ。
ただ、そういうシンプルで激しいプレースタイルだからこそ、体にかかる負担も大きかったわけだし、
ケガも多かった。そして、今後の試合出場へのハードルも高いと思う。
ただでさえ約3年のブランクのある48歳。ずっと現役生活を続けている1学年上のカズ(三浦知良)とは
条件が違う。昔のような動きは望むべくもないし、技術でごまかせるタイプでもなく、さらに今後、
ヒザが完璧な状態に戻るわけではない。ゴンの強い気持ちをもってしても、どうにもならない部分がある。
実際、まだヒザの状態は安定せず、チーム練習には毎日参加できていないと聞く。
ネームバリューがあるので、ベンチに入らなくても観客動員は増え、テレビや新聞でもニュースとして
取り上げられ、広告塔としての役割はすでに十分果たしているけど、J3昇格に向けての正念場を迎えている
チームが、どこまで本気で戦力として考えているのかもよくわからない。
もちろん、そういったハードルの高さは本人が一番よくわかっているだろうし、48歳での挑戦にはただただ
敬意を表したい。でも、やはり今の段階では「現役復帰おめでとう」とは言えない。
メディアも一時的な話題性だけで騒いだり、持ち上げたりするのではなく、今後、彼がどういう過程を歩むのかを、
じっくりと見守るべき。それが日本サッカーの功労者に対する礼儀というものじゃないかな。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151029-00055795-playboyz-socc
約2年9ヵ月ぶりの現役復帰を果たした。
確かに、ゴンはコンサドーレ札幌退団時の会見(2012年12月)で「(現役に)未練たらたらです」と言い、
最後まで「引退」という言葉は口にしなかった。でも、その後、何度か解説などの仕事を一緒にさせてもらったけど、
まさか本当に復帰を目指してトレーニングを続けていたとは知らなかった。
メディアの前では、ふざけて笑いを振りまくキャラを演じているけど、普段の彼はシャイで口数も少ない。
とにかくまじめな性格だ。札幌時代に手術した両ヒザは退団時、日常生活にも支障をきたすほど悪い状態だったと
聞いている。それでも現役にこだわって、ここまでこぎ着けたということは、相当リハビリを頑張ったのだろう。
頭が下がるよ。
もっとも、厳しいことを言えば、選手契約を結んだとはいえ、公式戦に出場を果たすまでは、
本当の意味での現役復帰とは言えない。きっと本人もそう思っているはず。
ゴンは自分でも昔から「俺はヘタクソだから」と言っていて、実際、足元の技術は大したことがない。
それでもあれだけ実績を残せたのは、ずば抜けた身体能力と強い気持ちを持っていたからこそ。
接触プレーを恐れず、ぎりぎりのクロスにも頭から突っ込んでいく。相手DFに何度削られても、
平然とした顔で立ち上がり、再び立ち向かう。とにかく、ゴール前で泥くさく体を張り続ける。
1998年フランスW杯のジャマイカ戦で日本のW杯初得点を決めた後、相手選手との接触で
脚を骨折しながらも試合終了まで走り続けたのは象徴的だ。今の日本代表でいえば岡崎が似ているかな。
いずれにしても、僕がDFだったら、一番対戦したくないタイプの選手だ。
ただ、そういうシンプルで激しいプレースタイルだからこそ、体にかかる負担も大きかったわけだし、
ケガも多かった。そして、今後の試合出場へのハードルも高いと思う。
ただでさえ約3年のブランクのある48歳。ずっと現役生活を続けている1学年上のカズ(三浦知良)とは
条件が違う。昔のような動きは望むべくもないし、技術でごまかせるタイプでもなく、さらに今後、
ヒザが完璧な状態に戻るわけではない。ゴンの強い気持ちをもってしても、どうにもならない部分がある。
実際、まだヒザの状態は安定せず、チーム練習には毎日参加できていないと聞く。
ネームバリューがあるので、ベンチに入らなくても観客動員は増え、テレビや新聞でもニュースとして
取り上げられ、広告塔としての役割はすでに十分果たしているけど、J3昇格に向けての正念場を迎えている
チームが、どこまで本気で戦力として考えているのかもよくわからない。
もちろん、そういったハードルの高さは本人が一番よくわかっているだろうし、48歳での挑戦にはただただ
敬意を表したい。でも、やはり今の段階では「現役復帰おめでとう」とは言えない。
メディアも一時的な話題性だけで騒いだり、持ち上げたりするのではなく、今後、彼がどういう過程を歩むのかを、
じっくりと見守るべき。それが日本サッカーの功労者に対する礼儀というものじゃないかな。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151029-00055795-playboyz-socc