1: 2018/12/23(日) 06:20:19.92 _USER9
6部、5部、4部と渡り歩いたその先に

ブンデスリーガの下部リーグで、ひとりの日本人ストライカーがゴールラッシュを決め込んでいる。
レギオナルリーガ・ウェスト(4部に相当)のSVシュトラーレンに所属するFW、寺田俊だ。
その活躍はドイツの全国スポーツ紙『Revier Sport』や移籍専門サイト『transfermarkt』でも取り上げられている。

現在25歳の寺田は、欧州挑戦3年目。
ヴィッセル神戸ジュニアユース、滝川二高を経て、立命館大学へ進学。
卒業後の2016年夏にドイツへ渡り、DS99(6部)、ヴッパータール(5部)、フォービンケル(5部)と活躍の場を変え、今年夏からシュトラーレンでプレーしている。
2018-19シーズンは開幕から絶好調を維持し、ここまで19試合に出場して10得点・1アシストをマーク。
4部の得点ランキングで3位タイに食い込んでおり、チームを前線から力強く牽引している。

凄まじいのは過去2年半の得点率で、公式戦84試合に出場して66得点(19アシスト)という暴れっぷりだ。
下部リーグとはいえ、称えられて然りの数値だろう。
『Revier Sport』紙は「テラダに対してはオーストリア・ブンデスリーガのクラブだけでなく、ドイツ2部、あるいは3部のクラブからの関心も伝えられている」と報じており、
そのゴールセンスに欧州スカウトも目を光らせているようだ。
さらに同紙は「僕の仕事はシュトラーレンをトップ8に導くことで、いまはそのことに集中しています」と、寺田の殊勝なコメントを紹介している。

関西出身の点取り屋は自身のブログで、「自分は日本ではプロにはなれませんでした」と記し、
「日本でプロになるにははっきり言って高校や大学、ユースチームといったところで飛び抜けて目立つかしないとまずJは無理です。
今海外に出て分かることですが、日本は地域リーグで活躍してもその上、また上といったようにそう簡単にはいかないと思います。
誰も下のリーグのチームには興味が無いからです」と続けた。
そして、「反対にドイツでは1部からどれぐらいあるか分かりませんが、どんな地域リーグだろうが全てネットに結果がのり、
活躍すると新聞に出たり、誰の目にもすぐに付きやすい環境に常にあると思います」と綴っている。

みずからの力でプロへの道を切り拓き、ドイツの地で日進月歩の進化を続けている寺田俊。
はたしてステップアップ移籍は実現するのだろうか。叩き上げのアタッカーのさらなる飛躍に注目したい。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181223-00010002-sdigestw-socc
12/23(日) 6:13配信

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