1: Egg ★@\(^o^)/ 2015/02/21(土) 21:15:21.24 ID:???*.net
セリエA第23節(2月15日)、ミランと本田圭佑は、イタリアのサッカー界で下の層に位置するエンポリに完全に封じられた(1-1)。
まずはその事実を直視しなければならない。この試合でミランを圧倒したエンポリの年俸総額は、ミランの10分の1。
本田を封じた左SBマリオ・ルイは23歳、彼の年俸は本田の1割にも満たない。
本田圭佑があえてミランサポーターに語りかけた理由
そして、地方の弱小クラブにさえ歯が立たなかった直後、ミランのティフォージ(熱狂的サポーター)たちは激しいブーイングをチームに浴びせた。
大半のファンは、それこそなけなしの金を財布から引っ張りだしてチケット代を払い、ミランの勝利を祈りながら客席を埋めている。
なかには20年、30年、いや40年、50年とミランを見続けてきた者たちも少なくない。その彼らが、数十年に渡り愛し続けてきたクラブの惨状を見るにつけ、
いたたまれない気持ちを表す手段はブーイングしかないのである。
「選手にプレッシャーを与えることで、次の試合に勝てるのならば、そうすればいい」という本田の発言は、「生ぬるい」と言われてしまうかもしれない。
イタリアのサッカー界は、負けても”感動をありがとう”と慰めてくれる者などいない。
それが身に沁みているユベントスの主将ブッフォンは、第23節で”地方クラブ”チェゼーナに引き分けた後、「勝てなかった責任はすべて主将の自分にある」と、
自らに対する猛烈な怒気を露わにしながら語り、記者たちがなだめるほどだった。
ただし、本田に強烈なブーイングを浴びせたサン・シーロ南側ゴール裏のティフォージ組織「クルバ・スッド」は、極めて政治性の強い集団であることも認識しておく必要がある。
ここミラノでは周知の事実だが、「クルバ・スッド」は、ほぼすべてがバルバラ・ベルルスコーニ(オーナーであるシルビオ・ベルルスコーニの娘。ミランのCEO)の支持者である。
つまり、反ガッリアーニ(ミラン技術部門の最高責任者=スポーツ・ディレクター)。インザーギを監督に招聘したのも、そして本田獲得も、主導者はガッリアーニである。
したがって、「バルバラVSガッリアーニ」の対立が長く続いているミランにあって、ガッリアーニによって作られた現在のチームに「クルバ・スッド」は常に否定的である。
そうである以上、今のミランが”弱小クラブ”エンポリを相手に不甲斐ない戦いをすれば、当然烈火のごときブーイングが選手と監督に向けられる。
「クルバ・スッド」は昨季、”ガッリアーニ人事”のアッレグリ監督(今季ユベントスの監督)の解任を求める声明を出し、
今季もまた同様の声明を出すことでガッリアーニの辞任を求めている。そうしたクラブ内の権力闘争が、ブーイングに影響を与えていることも客観的に見ておく必要がある。
クリスティアーノ・ルイウ●取材・文 宮崎隆司●翻訳
2月21日(土)19時56分配信 全文はこちらです
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150221-00010002-sportiva-socc&p=1
22日(日)23:00 ACミラン×チェゼーナ
http://soccer.yahoo.co.jp/ws/game/?g=10634948
ACミラン公式HP
http://www.acmilan.com/jp
【サッカー】ACミランのMF本田圭佑 22日チェゼーナ戦はトップ下起用へ「メネズは戦術面の規律がないため、先発から落ちる」と予想
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1424486779/
まずはその事実を直視しなければならない。この試合でミランを圧倒したエンポリの年俸総額は、ミランの10分の1。
本田を封じた左SBマリオ・ルイは23歳、彼の年俸は本田の1割にも満たない。
本田圭佑があえてミランサポーターに語りかけた理由
そして、地方の弱小クラブにさえ歯が立たなかった直後、ミランのティフォージ(熱狂的サポーター)たちは激しいブーイングをチームに浴びせた。
大半のファンは、それこそなけなしの金を財布から引っ張りだしてチケット代を払い、ミランの勝利を祈りながら客席を埋めている。
なかには20年、30年、いや40年、50年とミランを見続けてきた者たちも少なくない。その彼らが、数十年に渡り愛し続けてきたクラブの惨状を見るにつけ、
いたたまれない気持ちを表す手段はブーイングしかないのである。
「選手にプレッシャーを与えることで、次の試合に勝てるのならば、そうすればいい」という本田の発言は、「生ぬるい」と言われてしまうかもしれない。
イタリアのサッカー界は、負けても”感動をありがとう”と慰めてくれる者などいない。
それが身に沁みているユベントスの主将ブッフォンは、第23節で”地方クラブ”チェゼーナに引き分けた後、「勝てなかった責任はすべて主将の自分にある」と、
自らに対する猛烈な怒気を露わにしながら語り、記者たちがなだめるほどだった。
ただし、本田に強烈なブーイングを浴びせたサン・シーロ南側ゴール裏のティフォージ組織「クルバ・スッド」は、極めて政治性の強い集団であることも認識しておく必要がある。
ここミラノでは周知の事実だが、「クルバ・スッド」は、ほぼすべてがバルバラ・ベルルスコーニ(オーナーであるシルビオ・ベルルスコーニの娘。ミランのCEO)の支持者である。
つまり、反ガッリアーニ(ミラン技術部門の最高責任者=スポーツ・ディレクター)。インザーギを監督に招聘したのも、そして本田獲得も、主導者はガッリアーニである。
したがって、「バルバラVSガッリアーニ」の対立が長く続いているミランにあって、ガッリアーニによって作られた現在のチームに「クルバ・スッド」は常に否定的である。
そうである以上、今のミランが”弱小クラブ”エンポリを相手に不甲斐ない戦いをすれば、当然烈火のごときブーイングが選手と監督に向けられる。
「クルバ・スッド」は昨季、”ガッリアーニ人事”のアッレグリ監督(今季ユベントスの監督)の解任を求める声明を出し、
今季もまた同様の声明を出すことでガッリアーニの辞任を求めている。そうしたクラブ内の権力闘争が、ブーイングに影響を与えていることも客観的に見ておく必要がある。
クリスティアーノ・ルイウ●取材・文 宮崎隆司●翻訳
2月21日(土)19時56分配信 全文はこちらです
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150221-00010002-sportiva-socc&p=1
22日(日)23:00 ACミラン×チェゼーナ
http://soccer.yahoo.co.jp/ws/game/?g=10634948
ACミラン公式HP
http://www.acmilan.com/jp
【サッカー】ACミランのMF本田圭佑 22日チェゼーナ戦はトップ下起用へ「メネズは戦術面の規律がないため、先発から落ちる」と予想
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1424486779/