ダビド・ビジャ
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・予想フオーメーション図
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ビジャと山口の加入で神戸に“安定と競争”がもたらされる
神戸の来季予想布陣。開幕戦ではいったいどんな顔ぶれがピッチに並ぶのだろうか。
元スペイン代表のFWダビド・ビジャに続き、ヴィッセル神戸は12月19日にロシア・ワールドカップの日本代表MF山口蛍をセレッソ大阪から完全移籍で獲得したことを発表した。他にもガンバ大阪から東京オリンピック世代の初瀬亮を獲得。アジアNo.1クラブへ向けたプロジェクトは着実に前進している。
まだまだ大型補強のニュースが続く可能性はあるが、ビジャと山口の加入だけでも神戸は大きく様変わりするに違いない。では、どう変わるのか。憶測の域を出ないが、昨季終盤の戦い方と照らして少し考えてみたい。
昨季途中にポゼッションサッカー(ポジショナルプレー)の先駆者であるフアン・マヌエル・リージョ監督を迎えた神戸は、いくつかのフォーメーションを試している。そのなかで、ある程度の手応えを掴んだのが4-4-2の中盤ダイヤモンド型と3ボランチ型の4-3-2-1。ここでは昨季最終節の4-3-2-1で、ビジャと山口の起用法を考えてみる。
まずビジャだが、彼が求められる最大の役割は得点である。つまり古橋亨梧が務めた1トップがビジャの特等席となる。すると、ビジャを頂点に、右にルーカス・ポドルスキ、左にアンドレス・イニエスタという夢のようなトライアングルが完成する。現時点で“J1最強の前線”と言っても過言ではない。
次に山口だが、おそらくアンカーポジションで起用されると思われる。リスクマネジメントに優れ、相手からボールを絡め取る能力もピカイチ。サイドチェンジの質も高く、ビルドアップ能力にも長けている。ボールをロストしてもすぐに奪い返し、主導権を握り続けるリージョ・スタイルにおいて、山口ほど適した選手はいない。
少し解釈を変え、山口の1ボランチというシステムだと考えると、山口の前の2人は必ずしも攻守両面のバランス感覚に長けたボランチ能力の高いMFを選ばなくてもいいことになる。つまり、三田啓貴、藤田直之、伊野波雅彦、三原雅彦といったボランチ陣をベースにしつつも、対戦相手や状況によって古橋や初瀬、郷家友太らより攻撃的なカードを切ることもできる。オプション増という点でも山口の加入は大きいと言えそうだ。
とはいえ、何もビジャと山口がすでにレギュラーを保証されているわけではない。古橋がビジャを押しのける可能性もあれば、J1残留の功労者・伊野波がやすやすと山口にポジションを明け渡すとは考えにくい。同世代の右SB藤谷壮と初瀬の関係性も含め、新加入選手によってポジション争いが激化するのは間違いない。
ビジャと山口の加入により、来季の神戸はサバイバルとなる。そういった厳しい環境をもたらす意味でも、2人の加入は興味深い。
12/21(金) 5:32 サッカーダイジェスト
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=51732
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ビジャと山口の加入で神戸に“安定と競争”がもたらされる
神戸の来季予想布陣。開幕戦ではいったいどんな顔ぶれがピッチに並ぶのだろうか。
元スペイン代表のFWダビド・ビジャに続き、ヴィッセル神戸は12月19日にロシア・ワールドカップの日本代表MF山口蛍をセレッソ大阪から完全移籍で獲得したことを発表した。他にもガンバ大阪から東京オリンピック世代の初瀬亮を獲得。アジアNo.1クラブへ向けたプロジェクトは着実に前進している。
まだまだ大型補強のニュースが続く可能性はあるが、ビジャと山口の加入だけでも神戸は大きく様変わりするに違いない。では、どう変わるのか。憶測の域を出ないが、昨季終盤の戦い方と照らして少し考えてみたい。
昨季途中にポゼッションサッカー(ポジショナルプレー)の先駆者であるフアン・マヌエル・リージョ監督を迎えた神戸は、いくつかのフォーメーションを試している。そのなかで、ある程度の手応えを掴んだのが4-4-2の中盤ダイヤモンド型と3ボランチ型の4-3-2-1。ここでは昨季最終節の4-3-2-1で、ビジャと山口の起用法を考えてみる。
まずビジャだが、彼が求められる最大の役割は得点である。つまり古橋亨梧が務めた1トップがビジャの特等席となる。すると、ビジャを頂点に、右にルーカス・ポドルスキ、左にアンドレス・イニエスタという夢のようなトライアングルが完成する。現時点で“J1最強の前線”と言っても過言ではない。
次に山口だが、おそらくアンカーポジションで起用されると思われる。リスクマネジメントに優れ、相手からボールを絡め取る能力もピカイチ。サイドチェンジの質も高く、ビルドアップ能力にも長けている。ボールをロストしてもすぐに奪い返し、主導権を握り続けるリージョ・スタイルにおいて、山口ほど適した選手はいない。
少し解釈を変え、山口の1ボランチというシステムだと考えると、山口の前の2人は必ずしも攻守両面のバランス感覚に長けたボランチ能力の高いMFを選ばなくてもいいことになる。つまり、三田啓貴、藤田直之、伊野波雅彦、三原雅彦といったボランチ陣をベースにしつつも、対戦相手や状況によって古橋や初瀬、郷家友太らより攻撃的なカードを切ることもできる。オプション増という点でも山口の加入は大きいと言えそうだ。
とはいえ、何もビジャと山口がすでにレギュラーを保証されているわけではない。古橋がビジャを押しのける可能性もあれば、J1残留の功労者・伊野波がやすやすと山口にポジションを明け渡すとは考えにくい。同世代の右SB藤谷壮と初瀬の関係性も含め、新加入選手によってポジション争いが激化するのは間違いない。
ビジャと山口の加入により、来季の神戸はサバイバルとなる。そういった厳しい環境をもたらす意味でも、2人の加入は興味深い。
12/21(金) 5:32 サッカーダイジェスト
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=51732
1: 2018/12/08(土) 18:19:28.79 _USER9
ヴィッセル神戸の入団会見でユニホームを持つビジャ選手(右)と楽天の三木谷浩史会長
サッカー・ヴィッセル神戸(V神戸)がまたもや”爆買い”で世界から注目を浴びた。12月1日、今シーズンの最終戦となったベガルタ仙台戦後、元スペイン代表で、ワールドカップ南アフリカ大会得点王のダビド・ビジャ(37)の獲得を発表した。ビジャは2年契約で年棒3億円とされる。
ビジャとともに会見に出席した、V神戸の親会社である楽天の三木谷浩史社長は「監督と相談して(チーム)スタイルに合うストライカーということでビジャの名前が挙がった。強いだけでなく、お客さんを魅了していくサッカーを追求していきたい」と期待の言葉を込めた。
V神戸は昨年7月に獲得した元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキー(33)は年棒6億円、今年7月に加入の元スペイン代表アンドレス・イニエスタ(34)に至っては年棒が32億円を超えるといわれる。ワールドカップ優勝経験者であり実力者たちを、大金で次々と契約する背景には、V神戸のチーム強化だけでなく、楽天のビジネス面での思惑が見え隠れする。
スペインの名門レアル・マドリードで働いた経験を持つスポーツコンサルタントの酒井浩之さんはこう見る。
「ビジャの獲得というのはあくまで楽天というブランドの宣伝でしょう。地球の反対側から見れば、ヴィッセル神戸なんて誰も知らないし、当然、楽天と言われても、(中国企業であり世界的なEC大手の)アリババの日本版と見られてしまう。世界的な人気のあるフットボール(サッカー)の力を利用するのが鉄板です。もちろんビジャの得点力を見込んでいると思いますが」
三木谷社長はこれまで、楽天を世界一のインターネット企業にすることを標榜してきた。しかし、海外事業は決して順調とはいえない。ヨーロッパでは当初よりビジネスの規模を縮小している。アジアでもうまくいかずに撤退に追い込まれた。
米国やブラジルなどでビジネスを継続しているが、決算情報で海外事業に関する細かい数字は公表していない。そこで楽天が海外で反転攻勢をかけるために、スポーツ、そしてサッカーに投資するのだ。
つづく
12/8(土) 18:00配信 AERA
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181208-00000018-sasahi-socc
1: 2018/12/08(土) 18:38:09.73 _USER9
(左から)トーレス、ポドルスキ、イニエスタ、ビジャ、ジョー
元スペイン代表FWダビド・ビジャのヴィッセル神戸への移籍が発表された。プレーするのは来季からだが、これで神戸は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、ビジャとワールドカップ優勝経験者を3人擁することになる。
スペイン代表の最多得点者であるビジャは、バレンシアやバルセロナなどでプレーした後、ニューヨーク・シティFCの契約第1号選手となり、2015~18年まで4シーズンにわたってプレー。124試合で80ゴールと、37歳となった今も得点力は衰えていない。
神戸の3選手以外にも元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)、元ブラジル代表FWジョー(名古屋グランパス)と立て続けにビッグネームがJリーグに参入している。来季から外国籍選手の登録が無制限(J1の試合出場上限は5人)になることもあり、こうした流れは今後も続きそうだ。
1993年にJリーグが開幕した頃は、海外から「年金リーグ」と揶揄されていたものだ。元イングランド代表FWギャリー・リネカー(名古屋)、元ドイツ代表MFピエール・リトバルスキー(ジェフユナイテッド市原/当時)、元アルゼンチン代表FWラモン・ディアス(横浜マリノス/当時)、元ブラジル代表MFジーコ(鹿島アントラーズ)など、すでに第一線を退いたスターたちが集結していたからだ。
当時のJリーグは好景気で、年俸が高かった。イニエスタについては破格だが、現在は年俸なら中国のほうがJリーグよりもはるかに好待遇である。つまり、かつてとは外国籍選手にとってのJリーグの魅力も違ってきているのだ。
欧州第一線から退いた選手にとって大切なのは、家族が快適に暮らせる環境
移籍で見逃せないのは「環境」だ。選手が単身赴任で日本に来るわけではなく、大抵は家族も一緒である。あまり表には出ないかもしれないが、奥様方の意向は無視できない。いや、むしろかなりのウエイトを占める。すでにヨーロッパの第一線から退いたスタープレーヤーにとって、お金はそこまで重要ではない。それよりも家族が快適に暮らせる環境が第一と言っていいかもしれない。
元デンマーク代表MFのミカエル・ラウドルップが1996年に神戸へ移籍してきた時、「一つ階段を下りる」と話していた。ヨーロッパのトップレベルから少し楽にプレーできる場所として、Jリーグを選んでいる。階段を下りるといっても二段も三段も下りるのではなく、ヨーロッパほど厳しくはないが、そこそこのレベルではプレーしたい。過度のプレッシャーからも解放されたい。そういう選手にとって、Jリーグはちょうど良いわけだ。ラウドルップは神戸からオランダのアヤックスに移籍して再びヨーロッパに戻っているが、もう一度階段を上りたいと思う選手はそんなにはいないだろう。
家族が生活する場として、日本ほど安心して暮らせる国はそうない。オーストラリアは快適そうだがAリーグのレベルが落ちる。中国の年俸は素晴らしいが、家族が住む環境としては微妙だ。そうなると現在は、アメリカか日本かという選択になるわけだ。
日本は治安も良く、サッカーに対する過度のプレッシャーもない。億万長者のスターにはあまり関係ないかもしれないが、最近は物価も安い。リーグやクラブのオーガナイズもしっかりしている。言葉の問題はあっても、あまりストレスなく暮らせるはずなのだ。
Jリーグには元々ブラジル人選手が多い。どの国のリーグにもブラジル人は多いのだが、日本とブラジルの関係の良さもあるのだろう。さらにスーパースターのジーコが、かつてプレーした国というイメージもある。そうしたなかで、意外と馬鹿にできないのが「口コミ」なのだ。
つづく
12/8(土) 18:30 フットボールゾーン
https://www.football-zone.net/archives/152887
サッカー元スペイン代表FWダビド・ビジャ(36)がJ1・ヴィッセル神戸に加入するとツイッターで明かした。チーム側の正式発表を待つ段階だが、実現すればMFアンドレス・イニエスタ(34)、FWルーカス・ポドルスキ(33)に続く、3人目の「超大物」となる。
ただ、ヴィッセルファン全員が素直に喜んでいるわけではなさそうだ。振り返れば、世界レベルの選手がそろえながら惨敗したチームは少なくない。
🌑ポドルスキ加入で9位、イニエスタ入っても10位
ビジャは、スペイン代表として優勝した2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では5ゴールをあげ得点王。08年の欧州選手権(ユーロ)でも優勝と4ゴールでの得点王を獲得しており、スペイン黄金時代の中心選手となった。クラブではスペインの名門バルセロナで、かつてイニエスタと「共演」。14年からは米国MLSのニューヨーク・シティでプレーし、今季は23試合14ゴールと得点力は健在である。
ヴィッセル神戸は今季、世界的名手のイニエスタを獲得したことで、国内外で話題をさらった。17年に加入のポドルスキと合わせて、ビジャまで加われば前線の戦力はJ1でズバ抜ける。
だが来季のJ1優勝を予想する人ばかりではなさそうだ。ツイッター上では、
「それでも優勝出来ないのが神戸」
「ビジャ取っても神戸が優勝できる気がしないのは俺だけか? 生え抜きが根を生やさないチームはどうかと...」
「イニエスタとのホットラインはすごく観たいけど、それでも神戸が優勝出来るとは思えない不思議さ」
などと冷めた意見も数多い。
というのも、神戸のリーグ順位はポドルスキ加入の17年が9位、イニエスタが加わった18年は10位と、優勝争いに絡めていない。
海外スター選手の加入は話題性こそあれ、それだけではチーム強化にとって限定的だ。記憶に新しいのは14~15年のセレッソ大阪。10年南アW杯得点王でMVPの元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが加入したうえ、元ドイツ代表のFWカカウも加わり、注目を集めた。だが14年はJ1でまさかの17位。優勝どころかJ2降格となってしまった。
失点数はリーグワースト、「守備がザルなんだよ」
潤沢な資金力による助っ人外国人の獲得が目立つのは中国のクラブだが、必ずしも強化に直結しているわけではない。上海申花は今季、元コロンビア代表のMFフレディ・グアリン、同MFジョバンニ・モレノ、パラグアイ代表FWロメロ、元ナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンスら強力攻撃陣を擁したが、終わってみれば7位。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権にも届かなかった。
共通するのは、攻撃陣にビッグネームがそろうのに比べ、守備の選手の獲得があまり図られていない点といえる。神戸もDF陣に日本代表クラスはゼロ。単純に失点数でみれば今季リーグワースト6位の52失点。優勝した川崎フロンターレの27失点とは約2倍の開きがある。ツイッターでは、「ヴィッセル神戸はDFを強化しろよ 守備がザルなんだよ」「神戸はビジャも来るけど守備の方が大事なんじゃねえのか」といった声もあがっている。
欧州主要リーグでも、スポンサーの資金力を背景に「多国籍軍」となっているクラブはある。英プレミアリーグのマンチェスター・シティや、仏リーグアンのパリ・サンジェルマンだ。ただし、いずれも今季は国内リーグで暫定1位。好成績なのは前線のタレントだけでなく、当然のようにボランチ、DFと世界的選手をバランスよく整えているからだと考えられる。
神戸は今回、ビジャに限らずロシアW杯代表のボランチ山口蛍の獲得にも動いていると報じられた。攻撃陣にワールドクラスをそろえ、今後はいよいよ守備陣の強化にも本格的に取り組んでくる可能性はある。
2018年12月1日 18時34分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15677458/
ただ、ヴィッセルファン全員が素直に喜んでいるわけではなさそうだ。振り返れば、世界レベルの選手がそろえながら惨敗したチームは少なくない。
🌑ポドルスキ加入で9位、イニエスタ入っても10位
ビジャは、スペイン代表として優勝した2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では5ゴールをあげ得点王。08年の欧州選手権(ユーロ)でも優勝と4ゴールでの得点王を獲得しており、スペイン黄金時代の中心選手となった。クラブではスペインの名門バルセロナで、かつてイニエスタと「共演」。14年からは米国MLSのニューヨーク・シティでプレーし、今季は23試合14ゴールと得点力は健在である。
ヴィッセル神戸は今季、世界的名手のイニエスタを獲得したことで、国内外で話題をさらった。17年に加入のポドルスキと合わせて、ビジャまで加われば前線の戦力はJ1でズバ抜ける。
だが来季のJ1優勝を予想する人ばかりではなさそうだ。ツイッター上では、
「それでも優勝出来ないのが神戸」
「ビジャ取っても神戸が優勝できる気がしないのは俺だけか? 生え抜きが根を生やさないチームはどうかと...」
「イニエスタとのホットラインはすごく観たいけど、それでも神戸が優勝出来るとは思えない不思議さ」
などと冷めた意見も数多い。
というのも、神戸のリーグ順位はポドルスキ加入の17年が9位、イニエスタが加わった18年は10位と、優勝争いに絡めていない。
海外スター選手の加入は話題性こそあれ、それだけではチーム強化にとって限定的だ。記憶に新しいのは14~15年のセレッソ大阪。10年南アW杯得点王でMVPの元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが加入したうえ、元ドイツ代表のFWカカウも加わり、注目を集めた。だが14年はJ1でまさかの17位。優勝どころかJ2降格となってしまった。
失点数はリーグワースト、「守備がザルなんだよ」
潤沢な資金力による助っ人外国人の獲得が目立つのは中国のクラブだが、必ずしも強化に直結しているわけではない。上海申花は今季、元コロンビア代表のMFフレディ・グアリン、同MFジョバンニ・モレノ、パラグアイ代表FWロメロ、元ナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンスら強力攻撃陣を擁したが、終わってみれば7位。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権にも届かなかった。
共通するのは、攻撃陣にビッグネームがそろうのに比べ、守備の選手の獲得があまり図られていない点といえる。神戸もDF陣に日本代表クラスはゼロ。単純に失点数でみれば今季リーグワースト6位の52失点。優勝した川崎フロンターレの27失点とは約2倍の開きがある。ツイッターでは、「ヴィッセル神戸はDFを強化しろよ 守備がザルなんだよ」「神戸はビジャも来るけど守備の方が大事なんじゃねえのか」といった声もあがっている。
欧州主要リーグでも、スポンサーの資金力を背景に「多国籍軍」となっているクラブはある。英プレミアリーグのマンチェスター・シティや、仏リーグアンのパリ・サンジェルマンだ。ただし、いずれも今季は国内リーグで暫定1位。好成績なのは前線のタレントだけでなく、当然のようにボランチ、DFと世界的選手をバランスよく整えているからだと考えられる。
神戸は今回、ビジャに限らずロシアW杯代表のボランチ山口蛍の獲得にも動いていると報じられた。攻撃陣にワールドクラスをそろえ、今後はいよいよ守備陣の強化にも本格的に取り組んでくる可能性はある。
2018年12月1日 18時34分
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