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久保建英は今季9ゴールでチームを牽引
ソシエダでプレーする久保建英【写真:ロイター】

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は今シーズン充実の時間を過ごし、米の大手メディア「The Athletic」が選出したラ・リーガのシーズンベストイレブン入りした。リーグ34試合出場9ゴール4アシストと数字として結果を残し、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へチームを牽引したことが評価として表れているなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はこのベストイレブン入りを「簡単なことではない」と称賛している。


 5月28日に行われたラ・リーガ第37節でアトレティコ・マドリード戦(1-2)では、4位に付けるソシエダが来季CL出場権獲得に向けて敵地でアトレティコと対戦。序盤からペースを握られると、前半37分にFWアントワーヌ・グリーズマンに先制点を許すと後半にも失点し、1-2で敗れた。それでも5位ビジャレアルが敗れたため、4位フィニッシュが決定。10シーズンぶりとなる来季CL出場権を獲得した。

 今季はリーグ戦9ゴールと活躍してきた久保。その存在感、プレーの質の高さで海外での評価も高まっており、「The Athletic」が選出したラ・リーガのシーズンベストイレブン入りを果たした。バルセロナ勢が7人占めるなか、堂々と久保が名を連ね、「ムンド・デポルティーボ」は「日本人はその素晴らしいパフォーマンスでマドリード2人とグリーズマン、7人のバルサ選手とともに国際的なメディアのベストチームに選出された」と報道。「ソシエダで最も大きな影響を与えた選手の1人、タケ・クボは有名な国際的媒体の理想的なイレブンに食い込んだ。競争のレベルを考えると、簡単なことではない。チャンピオンのバルサから7人、レアルから2人、アトレティコから1人、中堅クラブならなおさらだ」と、その偉業を褒めたたえている。

「The Athletic」が選出したラ・リーガのシーズンベストイレブンは以下の通り。

GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)

DF
アレハンドロ・バルデ(バルセロナ)
アンドレアス・クリステンセン(バルセロナ)
ロナウド・アラウホ(バルセロナ)
エデル・ミリトン(レアル・マドリード)

MF
ペドリ(バルセロナ)
フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
久保建英(レアル・ソシエダ)

FW
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード

FOOTBALL ZONE編集部



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