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現役時代にマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したドワイト・ヨーク氏は、セルティックFW古橋亨梧のプレミアリーグ挑戦の可能性について語った。


2021年夏にセルティックに加入して以降、大きなインパクトを残す古橋。2年目となった今シーズンにはスコティッシュ・プレミアシップ得点王に輝くと、リーグやPFA、クラブの年間最優秀選手賞を受賞。公式戦33ゴールをマークし、国内3冠にあと一歩に迫るチームの躍進に大きく貢献してきた。

この活躍からクリスタル・パレスの関心が伝えられるなど、今夏にはプレミアリーグ挑戦の可能性が取り沙汰される古橋。現役時代にマンチェスター・Uで三冠を達成したヨーク氏は、日本代表アタッカーを絶賛している。

「正直に言って、彼には感銘を受けているんだ。動きは最高だし、たくさんゴールを奪ってきたね。適切なポジションを取れるし、脅威だよ。ストライカーはゴールを奪えている時、自分がやっていることにより大きな自信を持てるものだ。多くの称賛に値するよ。彼には大きなリスペクトを持っている」

「前線でプレーする上で、体格の面で少し小さいね。でも動きは良いし、9番でプレーするのであれば良い動きは必要だ。ストライカーとしての強みだね。素晴らしいよ。上手くそれをやっていると思う」

その上で、プレミアリーグ挑戦の可能性について持論を展開した。

「しかし、どれだけの選手がスコットランドを離れてイングランドにやって来て、すぐにこのレベルでプレーできたかはわからない。私の時代では多くはなかったね。私は30年間イギリスのフットボールに関わってきたが、スコットランドを離れ、ここ(イングランド)で本当に活躍した選手をたくさん見てきたわけではない」

「おそらく、中位のプレミアリーグのチームになら上手くフィットできるかもしれない。ビッグチームに関して言えば、彼が生き残れるかわからない。しかし、さきほども言ったが、私がビッグクラブではないチームの一員ならチャンスに懸けるかもしれない」

「あのレベルでの彼を目にするまでどれほどかかるか、予想するのは難しい。スコットランドのフットボールでは、本当のクオリティががなかなか反映されないものだ。しかし、彼は得点とともに輝き続けているし、動きは素晴らしい。彼がプレミアリーグに来れば興味深いものになるだろう」



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