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「ちょっと、俺は残念。残念、無念です」

6月シリーズに臨む日本代表メンバーが発表。城氏は欧州組主体の顔触れに疑問符を浮かべた。写真:梅月智史
 
 元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。エルサルバドル、ペルーと対戦する6月シリーズの日本代表メンバーに見解を示した。

 森下龍矢、川村拓夢、川﨑颯太の3人が初選出されたほか、遠藤航、三笘薫、久保建英ら常連組に加え、古橋亨梧や旗手怜央が復帰と、今回も欧州組が主体となる構成となったが、城氏は「ワケ分かんない」と、この顔触れに不満があるようだ。

「結局、この2戦って別に何にも関係がない。(相手は)格下なの。で、なんでこのメンバーなの? なんでガラッと代えないの?」

 3月シリーズから少なからず変更はあったにせよ、基本的には“いつものメンバー”に疑問符を浮かべる。

「ワールドカップに向けてやらないといけない。いろんな選手を使ったり、いろんなことを試せばいい。今までの選手は(実力などを)分かっている。だったら、違う選手とか、Jからどんどん新しい選手を呼んで、森保ジャパンのやり方とか、みんなに伝える2試合にすればいい。Jでも活躍している選手はいっぱいいる」

 欧州組に関しては、「オフシーズン。だから休ませればいい。きついんだよ、これ」と述べ、「ある意味、日本で揃えてもいい。若い選手を呼んで。そのぐらいやってほしかった。ちょっと、俺は残念。残念、無念です」と落胆する。
 
 城氏がそう考えるのは、危機感を覚えているからだろう。

「全体的なことを考えて、国内を底上げしないとダメなんだよ。リーグも盛り上がらない、選手のモチベーションも上がらない。結局、代表はヨーロッパに行かないと、海外に行かないとダメだよね、ってなっちゃってる。いろんなJリーグの選手とも話をするけど、そうなのよ、みんな」

 国内組には「代表になれるだけの良い選手が出てきている」と期待しつつ、現状を憂う。

「いっぱい発掘があるはず。この選手と遠藤選手を組ませたらどうかな、とか。そういうのをやったほうが、日本のサッカー界にとって良いことだと思う。だけど、本当に狭いところで考えているような形で、俺は見受けられたから。日本サッカー界のことを考えているのかなっていうふうには思う」

 今回も欧州組がメインとなるメンバー選考に、城氏は「がっかりです」と嘆いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



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