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「彼は以前、片足でカップファイナルを戦った経験がある」
リーグ最終節後、サポーターの前で笑顔を見せる古橋。この表情を見ても怪我は深刻なものではなさそうだ。(C)Getty Images

 5月27日に開催されたスコットランドリーグ最終節で、すでに連覇を決めているセルティックは、3位のアバディーンとホームで対戦。5―0で4試合ぶりの勝利を収め、国内3冠が懸かる2部インバネスとのスコティッシュカップ決勝に弾みをつけた。


 前節に退場して出場停止の前田大然と、小林友希はベンチ外となるなか、得点ランキング首位の古橋亨梧は、旗手怜央と岩田智輝と共に先発。27分に左足での豪快なフィニッシュで先制点を挙げると、32分にもこぼれ球を冷静に流し込んで追加点を奪うも、後半開始早々にアクシデントが襲った。

 相手GKにプレスをかけた際に接触し、右足を痛めてしまったのだ。そのまま足を引きずりながらピッチを後にし、韓国代表のオ・ヒョンギュと代わった。

 6月3日のスコティッシュカップ決勝と、ついに復帰した日本代表の試合に向け、不安が広がるなか、アンジェ・ポステコグルー監督が試合後に負傷状況に言及。「深刻な問題ではないと思う」と見立てを伝えた。
 
「彼は以前、片足でカップファイナルを戦った経験があるので、両足が駄目にならない限り、(スコティッシュカップ決勝に出場する)チャンスはあると思う」

 オーストラリア人指揮官が言う片足で戦った経験とは、昨シーズンのリーグカップ決勝のことだ。加入1年目からゴールを量産していた日本代表FWは、10日前の試合で右足のハムストリングを痛めながら強行出場し、見事に戴冠へ導く2ゴールを奪ってみせた。

 しかし、その際は結果的に無理が祟り、後半戦の長期離脱に繋がっていた。それだけにポステコグルー監督が二の足を踏む可能性もある。果たして28歳のエースは、今シーズン最終戦のピッチに立てるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



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