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「彼が恋に落ちるのを見るのは奇妙というもの」
アセンシオ(左)の後釜候補のひとりとして名前が挙がった久保。(C)Getty Images

 今シーズン限りで契約満了となるレアル・マドリーのマルコ・アセンシオが退団に近づいている。スペイン紙『AS』によれば、27歳のスペイン代表FWはカルロ・アンチェロッティ監督の下では「自分が重要な役割を担えない」と主張しているという。


 この動きを受けて、スペインメディアは、右サイドを主戦場とするこのアセンシオの後釜候補をしきりに報道。マドリーからミランへレンタル中のブラヒム・ディアスとともにレアル・ソシエダで躍動する久保建英の名前が浮上している。

『90MIN』は「可能性は低いが否定はできない」と前置きしたうえで、「現在レアル・ソシエダでプレーするタケ・クボという選択肢もある」と伝えている。

「まだエリートとしての地位を確立していないが、彼のテクニックとゲームビジョンはファンの注目を集めている」
 
 また、アセンシオのパリ・サンジェルマン移籍の可能性を報じたフランスの『FOOT SUR7』も「大方の予想に反して、サイドのポジションを担う可能性があるのは元マドリーの選手だ。日本人アタッカーは2019年から2022年までクラブに在籍したが、期待された出場機会はなかった。しかし、元所属クラブに再獲得するのに説得力のあるプレーをみせた」と綴っている。

 一方で、「昨夏に同選手はマドリーからからバスクのクラブに600万ユーロで売却された。したがって、自分を証明する機会を与えなかったマドリーに彼が恋に落ちるのを見るのは奇妙というものだろう」と伝えているように、ソシエダで中心選手として活躍している久保がマドリーに戻る可能性は高くない。

 本人も「来シーズンはソシエダ」と明言しており、ソシエダも出すつもりはないため、マドリーが3000万ユーロ(契約解除金6000万ユーロの実質半額で買えるオプションを持つ)を払うのは考えにくいというのが大方の見方だ。

 ただ、何が起きても不思議でないのが移籍市場でもある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



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