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「日本にとってほとんど散歩のようなものだった」
終盤の失点で日本はイスラエルに敗れた。(C)Getty Images

 敗退確定は免れたものの、痛恨の逆転負けだ。

 U-20日本代表は5月27日、アルゼンチンで開催されているU-20ワールドカップのグループステージ最終節で、イスラエル代表に1-2と敗れた。決勝トーナメント進出に黄信号が灯っている。


 序盤にイスラエルゴールに襲いかかった日本は、前半終了間際に坂本一彩のゴールで均衡を破った。さらに、68分には相手が2枚目のイエローカードで退場者を出し、数的にも優位に立つ。

 しかし76分、セットプレーの流れから同点に追いつかれると、後半アディショナルタイムに逆転ゴールを献上。引き分けでもグループステージ突破だったなかで、手痛い黒星を喫した。

 同時間帯の試合でセネガルがコロンビアと引き分けたため、日本はグループ最下位転落を免れ、3位でC組の戦いを終えた。ベスト16に駒を進めるには、3位チームの中で成績上位の4チームに入る必要があるが、現在は5位と厳しい状況だ。
 
 優位にあった試合で逆転負けを喫したとあり、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は「イスラエルは最後の30分間だけを戦って競り勝った。それまでは日本にとってほとんど散歩のようなものだった」と報じている。

「相手に反撃の兆しがなく、68分に数的不利に陥ったこともあり、(先制したことで)日本で決まりかと思われた。しかし、まさにその自信過剰がトガシ(冨樫剛一監督)のチームにひどい冗談となってしまった」

「(逆転弾が決まって)イスラエルベンチではパーティーが爆発。そして日本は、アディショナルタイム最後の3分も、センセーショナルな大惨事から挽回するのに足りなかった」

 日本は28日に行われるE組、F組のグループステージ最終節の結果次第でベスト16進出の可能性が残されている。条件は厳しいが、逆転突破が実現するのを願うしかない。

構成●サッカーダイジストWeb編集部



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