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 日本サッカー協会(JFA)は25日、6月のキリンチャレンジカップ2試合に臨むサッカー日本代表メンバー26人を発表した。古橋亨梧や旗手怜央らが久々の代表復帰となり、森下龍矢、川村拓夢、川﨑颯太が初選出を果たしている。しかし、メンバーリストにJリーグで活躍する伊藤涼太郎の名前はなかった。


 伊藤は昨季、J2で全42試合に出場して9得点11アシストをマークし、アルビレックス新潟をJ1昇格へと導いた。その勢いは今季も変わらず、ここまで7得点2アシストを記録していた。


 森保一監督は「広く選手を見て、活動ごとに将来の戦略を持って招集させていただいている。選手の成長、チームの成長、日本サッカーの成長につなげていけるかを考えている」とメンバー選考の意図を説明。「誰を推しているかだけでなく、誰を外すかを皆さん準備して質問していただければと思います」と、選出の難しさについても言及している。

 指揮官の言うように、「誰を選ぶか」と「誰を外すか」はセットで考えなければいけない。伊藤が新潟で主戦場としているトップ下のポジションを見ると、鎌田大地、久保建英、堂安律らが争う構図となり、たとえ伊藤が選ばれたとしても出場時間を得られる可能性は低い。伊藤がJリーグで素晴らしい活躍を見せていることについて異論の余地はないが、欧州最高峰のブンデスリーガやラ・リーガで結果を残している選手の方を優先するのが健全な競争と言えるだろう。

フットボールチャンネル編集部



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