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 日本サッカー協会は25日、国際親善試合のエルサルバドル戦(6月15日、愛知・豊田スタジアム)、ペルー戦(同20日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。3月の第2期政権の初陣から9人が入れ替わり、スコットランド1部で今季年間MVPを獲得したFW古橋亨梧(28)=セルティック=が昨年9月以来、9カ月ぶりの復帰。DF森下龍矢(26)=名古屋=ら3人の初招集組を加え、サバイバル戦の第2ラウンドが火ぶたを切る。

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 ついに。いや、ようやくか―。古橋が再挑戦の舞台に戻ってきた。スコットランド1部で得点ランク1位の25得点を挙げ、年間MVPを獲得。W杯カタール大会では選外だったとはいえ、ストライカーとしての異能はさらに輝きを増し、森保監督を力ずくで振り向かせた。

 今季公式戦31得点とゴールを量産している古橋について、森保監督は「継続してチームの勝利に貢献する結果と存在感のあるプレーをしている」と招集理由を指摘。その上で「(求めるのは)結果。得点を期待しているし、ゴールを狙える、ゴールチャンスを作る場面に多く絡んでもらえることを期待したい」と言った。

 古橋は国際Aマッチ通算16試合出場、3得点。格下のモンゴル、タジキスタンを相手にゴールを奪っただけではあまりにも物足りなかった。ベルギーで進境著しい上田、信頼の厚い浅野と前田がひしめく1トップ戦線で、“1発回答”できるかどうか。待ち焦がれた好機で古橋の進化、真価が試される。

 直近の3月シリーズで初招集された4人のうち、生き残ったは中村敬ただ1人だった。谷、橋岡、西村ら復帰組の名前は消え、森保監督は大量9人を入れ替えた。第2次体制の序盤を底上げ期と見据え、指揮官は「最高で最強のチームを作るためにはより多くの選手にたちに経験してもらい、戦術理解を深めてもらい、幅広い選手層から、その時に最も良い選手たちを選んでいく」と改めて強化の構想を掲げた。

 来年1月のアジア杯、2026年W杯北中米大会への生き残りを懸け、森下ら初招集組3人、古橋、川辺、旗手、中村航ら復帰組6人が“第2ラウンド”のスタートラインに立つ。

中日スポーツ



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