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 横浜F・マリノスのFW宮市亮(30)が、24日のルヴァン杯アウェーのコンサドーレ札幌戦で約10カ月ぶりに復帰する可能性が出てきた。チームはすでに1次リーグ突破を決めている。

 宮市は日本代表に選出されて出場した昨年7月の東アジアE-1選手権で右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂する大けがを負い、リハビリに取り組んできた。すでに全体練習に合流しており、公開されたこの日のトレーニングもすべてこなした。

 試合後、ケビン・マスカット監督は宮市について「コンディションは上がっている。あとは最後の試合勘のところ。やれるのではないかと思っている」と、実戦に戻れる状態にはなっているとした。チーム内には激しいポジション争いもあり、遠征メンバーは慎重に見定めるつもりだ。

 宮市は「声がかかるなら、チームのために走りたい」と、準備はできているという姿勢。出番がくれば、負傷から約10カ月ぶりの公式戦となる。「ここにいたるまで、スタッフやサポーターなどいろいろな人に支えられてきた。みんなと勝利を分かち合いたい」。スピードスターのカムバックが近づいている。



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