スクリーンショット 2023-05-17 21.33.28

スポンサード リンク

 ついにこの男の去就に結論が出るのだろうか。

 今シーズン限りで現所属のフランクフルトを退団することが決定している鎌田大地。来季の契約に関しては、欧州各国のクラブとの関係が取り沙汰されてきた。一時は、ポルトガルの強豪であるベンフィカや、ブンデスリーガのボルシア・ドルトムント、さらにはプレミアリーグへの移籍も有力視されてきた中、ここにきてイタリアセリエAのクラブが複数名乗りを挙げ、日本人MF獲得を目論んでいると報じられている。

 その上で、欧州各国メディアの反応を見る限りでは、鎌田がイタリアの名門、ACミランと契約を結ぶことが現実味を帯びてきているようだ。

 ドイツサッカーサイト『90MIN』では現地時間5月16日(日本時間17日)、「ミランがドルトムントやトットナムを退け、カマダを獲得へ」と銘打ったトピックを配信、その中で「ACミランは、アイントラハト・フランクフルトからフリーでダイチ・カマダを獲得するための契約を目前としている」と記している。

 さらに「ドイツ国内での移籍をめぐって大規模な話し合いを行った後、ボルシア・ドルトムントと契約すると見られていたが、関係者が『90min』に語ったところによると、交渉を行っている他クラブ以上にミランは合意に向けて懸命に努力しており、合意までそう遠くないと考えているという」として、契約間近であると伝えている。

 他にも、イタリア国内メディア『The Cult of Calcio』でも同国クラブへの加入が有力と報じており「ミランとナポリが獲得に乗り出すという入札合戦が勃発した。特にロッソネリ(ACミラン)は、この独創的なミッドフィルダーを獲得することに大きな関心を示している」とミラン有利と見込みを示した。

 加えて「彼は他のチームよりも、ロッソネリに好意的だという。彼らは早くから動き、すでに何度もミーティングを行っている。彼の側近と300万ユーロ(約4億4500万円)で長期契約を結ぶことで基本合意に至った」と綴っており、鎌田側からも好感触を掴んだと指摘。

 だが、その一方で「将来の予算や技術的な計画については、まだ確定していない。チャンピオンズリーグの出場権が不透明なことも大きな要因だ」として、あくまでも交渉段階であることも強調している。

 ミランが最有力との情報が流れる中、今季の順位なども大きく影響を及ぼすものと伝えるメディアもあるなど、まだ確定には至っていないようだ。さまざまな可能性が囁かれる中、鎌田大地の動向には引き続き、欧州中からの視線が向けられることとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]



スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ