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2試合合計3-0でライバルを撃破
インテルが決勝へ(C)Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)は16日に準決勝のセカンドレグが行われ、インテルとミランが対戦した。


ミラノに本拠を置くインテルとミラン。イタリアが誇る屈指の名門同士が、決勝進出の切符をかけて準決勝で激突した。前週のファーストレグでは、アウェイ扱いのインテルが圧倒し、2-0で勝利。セカンドレグでもジェコやラウタロ・マルティネス、バレッラなど先勝の立役者となったメンバーを起用。一方逆転が必要なミランでは、エースFWレオンが復帰を果たしている。

序盤は後がないミランが攻勢をしかけ、11分にはトナーリが左サイドを崩してクロスを送り、ボックス内フリーで飛び込んだブラヒム・ディアスがフリーでシュート。しかし、GKオナナが正面でキャッチする。一方のインテルも、1本のロングパスから最後はバレッラがシュートしたが、GKメニャンがストップ。両守護神がファインセーブを見せる。

前半途中からはミランがボールを保持し、インテルが速攻を狙う展開が明確に。ボールを握るミランだが、強固なブロックを前にファイナルサードになかなか侵入できない。一方のインテルは、手数をかけない鋭い攻撃で効果的にチャンスを作る。それでもミランは38分、レオンがドリブル突破からボックス内まで侵入し、際どいシュートを放つ。この日最大の決定機を作ったが、ゴールまでは至らず。インテルも39分、チャルハノールのFKが相手選手に当ってゴールへと飛んだが、GKメニャンに止められる。すると前半終了間際、ムヒタリアンが負傷してブロゾヴィッチとの交代を強いられた。前半はスコアレスで折り返している。

後半もダービーらしく随所に激しいバトルが繰り広げられるが、中盤での攻防が続いて決定機は乏しい展開に。拮抗した時間が続く中、インテルは66分にジェコとディマルコに代えてルカクとゴセンスを投入した。

すると74分、ついに均衡が破れる。左サイド深い位置でラウタロ・マルティネスとルカクがパスを交換し、ボックス内でルカクがキープ。リターンパスを受けたラウタロ・マルティネスがニアサイドを撃ち抜いた。インテルのゲームキャプテンが大きな大きな先制点を奪う。

追い込まれたミランは、直後にサーレマーケルズとオリギを投入。攻撃的なカードを切ってなんとかゴールを目指す。一方のインテルは84分、殊勝のラウタロ・マルティネスとバレッラを下げてガリアルディーニとコレアを投入し、試合を締めくくりにかかる。試合はこのまま終了し、インテルが1-0で勝利した。

この結果、インテルは2試合合計3-0で、優勝した2009-10シーズン以来、13年ぶりにCL決勝戦の舞台へと進んだ。運命のファイナルは6月11日、トルコのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥで開催予定。レアル・マドリーとマンチェスター・シティの勝者と激突する。



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