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 日本サッカー協会は8日、U―20W杯(20日開幕・アルゼンチン)に臨むU―20日本代表20人を発表した。U―20アジア杯で主将を務めたMF松木玖生(20)=FC東京=やFW熊田直紀(18)=同=らが順当に選ばれ、MF福井太智(18)=バイエルン・ミュンヘン=ら欧州組3人も選出された。1次リーグC組の日本は21日の初戦でセネガル、24日の第2戦でコロンビア、27日の第3戦ではイスラエルと対戦する。


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 U―20日本代表を率いる冨樫剛一監督(51)は世界一を目標に掲げ、「日本の若者が戦う姿を皆さんに届けていきたい」と決意表明した。3月のアジア杯を戦ったメンバーを土台にW杯仕様へチームを再編。「自分たちのウイーク(弱点)を、よりストロング(強み)に変えていけるようなメンバー構成」。その目玉は、ドイツを主戦場にプレーする福井とアンリの2人だった。

 福井は今年1月、鳥栖からドイツ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンへ完全移籍した。4部リーグ相当を戦うセカンドチームで早くも主力を担い、12試合出場、2アシストを記録。現地で直接視察した冨樫監督は「攻守の中心としてプレーしている。リスタートも蹴っている。トップチームの練習にも参加して、ものすごく状態はいい」と高く評価。中盤の軸として、新たなキーマンになる可能性を秘めている。

 一方、昨夏、シュツットガルトへ移籍したアンリは故障などもあって大苦戦。4部リーグ相当のセカンドチームで21試合にメンバー入りしながら、先発出場はわずか4試合。ただ、「もがき苦しみながらも、ゲームの中での環境、敵のインテンシティー(強度)も含めてしっかりと戦っている」と冨樫監督。将来のスター候補が集結する世界大会にあって、守備面で不足している強度や高さを補うにはうってつけの存在と言える。

 アジア杯に出場した高橋を含む海外組3人は過去最多。強烈な「個」を加え、世界一という大目標に立ち向かう。

中日スポーツ



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