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 セルティックが2年連続53度目のリーグ優勝を飾った。7日のハーツ戦に先発したFW古橋享梧が後半22分に先制点を記録。リーグ24点目、公式戦30点目となる得点を決めて、2-0での勝利に貢献した。

 古橋のほか、MF旗手怜央、FW前田大然、DF小林友希が先発出場。DF岩田智輝も後半41分に旗手と代わって出場した。

 ファーストステージから持ち越す勝ち点を95に伸ばし、2位のレンジャーズとの差を13に広げた。残りは4試合のため、セルティックの連覇が決定した。

 現地メディア『ヘラルド』は今季の選手個人の評価を掲載。古橋を「国全体にその名を轟かせている。常に笑顔を絶やさず、人懐っこい性格の彼は、セルティックサポーターに愛されている」と評価して9点をつけるなど、主力を担う日本人選手を高評価している。

 以下、『ヘラルド』の日本人選手評。

▽古橋
「シーズン終了後の表彰式で最も人気のあった選手だが、その理由も頷ける。このストライカーは、緑と白のユニフォームで次々とゴールを重ね、プレミアシップのディフェンスを苦しめる存在として、国全体にその名を轟かせている。常に笑顔を絶やさず、人懐っこい性格の彼は、セルティックサポーターに愛されてきたが、ゴールの前ではこれほど冷酷な人物はいない」

▽旗手
「このところ怪我が続いているが、以前はこの国の他の選手よりも高い次元で活動していた。ここ数週間、彼の不在を感じさせたが、これはこの日本人MFの質の高さを証明している。視野が広く、パスもドリブルもでき、中盤からゴールを決めることもできる、つまりフルパッケージの可能性を秘めた選手なのだ。2月にホームで行われたアバディーン戦での活躍は記憶に新しいし、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のレベルでも快適そうにプレーしていた」

▽前田
「前田がセルティックの攻撃の主役になることはほとんどない。だがその役割と貢献度は誰よりも高い。その無限のエネルギーと相手を屈服させようとする熱意は、このポステコグルー・システムに完璧に適合しており、監督がFWリエル・アバダやMFセアド・ハクサバノビッチといった選手よりも彼を常に選ぶ理由としては、おそらくその大きな影響力のおかげだ。この日本代表選手は、重要なゴールにも貢献しており、ポステコグルーが信頼できる違いを生み出す選手の層の厚さと多様性を証明している。今シーズンは、ファン待望の存在となった」

▽小林
「この日本人センターバックは、DFキャメロン・カーター・ビッカースが数か月間不在になるのを緩和するために契約された。シーズン半ばにヴィッセル神戸から移籍してきた22歳の小林は、まだまだこれからの選手であり、今後数週間の活躍が、彼のレギュラーとしてやっていけるかどうかの目安になるだろう。小林はこれまでのところ、ボールを持つことに非常に慣れており、その左足はセルティックの4バックにバランスをもたらすなど、確かな存在感を示している」

▽岩田
「もう一人の1月入団選手は、招集されれば十分な手ごたえを示した。ポステコグルーが所属していた横浜F・マリノスから獲得した岩田は、スコットランドに渡る前にJリーグの年間最優秀選手に選ばれており、才能ある選手であることはすぐに分かった。まだ継続的な出場機会はないものの、岩田はその能力の片鱗を見せ、先月行われたマザーウェルとの引き分けでは、ひときわ目立つ存在となった。岩田は真のテクニシャンで、「タンク」という新しいニックネームが、彼の競争力を物語っている。来シーズンに向けての1人だ」



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