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 現地時間5月2日(日本時間3日)に行われたレアル・ソシエダ対レアル・マドリーのゲームで、今季8得点目のゴールを決めた久保建英。古巣を沈めることとなった決勝ゴールにより、2022‐2023シーズンの好調ぶりをさらに印象付ける形となった。


 今季よりレアル・ソシエダの一員となり、シーズン開幕からゴール、アシストという目に見える結果を残し続けてきた。チームの順位も現在4位と、来季のチャンピオンズリーグ出場圏を射程内に捉えている。

 昨年秋にはカタール・ワールドカップにも出場を果たすなど代表活動も含め、久保個人としても今季の活躍は目覚ましいものがあり飛躍を遂げるシーズンを送っている。鮮烈なパフォーマンスを続けてきていることで来季に向け、現在も保有権の50%を持つとされるレアル・マドリーへの復帰の話題もさらに過熱していくことは確実だ。

 しかし、現地メディアでは、古巣復帰の可能性を一蹴するトピックが配信されているようだ。クラブ間の移籍情報を扱うスペインのサッカーサイト『Todofichajes.com』では5月4日、「クボがレアル・マドリーに戻ることはない」と銘打った記事を配信、その中で「タケフサ・クボにはレアル・マドリーに戻るという選択肢はなく、そのような移籍は市場の噂以上に実現不可能なことである」と断言している。

 さらに「この日本人選手はレアル・ソシエダで非常に満足しており、現クラブに来るまでは出場機会に恵まれなかったが、キャリアを築ける場所を見つけたようだ」として、久保の現在の充実ぶりなど心情を代弁し、続けて「イマノル・アルグアシル監督にとって重要な選手であり、チャマルティンのクラブ(レアル・マドリー)では決して得られなかった継続性を享受している」とクラブにとっても欠くことはできない存在であると主張。

 加えて同メディアは「今シーズン8ゴール7アシストを記録しているサン・セバスチャンのクラブで、今後も成功することだけを望んでいる。2027年までの契約を結んでいるクボはまだしばらくの間、アノエタにいる」として、レアル・ソシエダに長期在籍を想起させる言葉を並べた。

 新天地となった現クラブで多くの人々の期待に応えてきた久保建英。21歳の周囲はさらに慌ただしくなることが予想されるものの、来季も白と青のユニフォームを身に纏うことが濃厚のようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]



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