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 ◇明治安田生命J1第11節 神戸2-2名古屋(2023年5月3日 豊田スタジアム)


 神戸は土壇場で名古屋に追いつかれ、怒りの矛先が審判へ向いた。前半11分に元日本代表FW大迫が先制弾を決め、後半15分には大迫のアシストから追加点を奪う。だが、1点差に迫られ、後半アディショナルタイム8分に同点弾を献上。試合後、取材エリアに現れた大迫は「今日、話しちゃうとレフェリーの文句を言っちゃうからやめておきます」と足早に通り過ぎた。

 「文句」の理由はアディショナルタイムの長さだった。提示されたのは5分。MF斉藤の退場などもあったが、吉田監督によると「第4の審判の方が“アディショナルタイムを(5分に)1分追加します”と言っていた」という。それを上回る時間帯の失点だっただけに、指揮官は「言っていることと違ったのは納得いかない。よく分からない判定が多すぎる」と不満をあらわにした。

 元日本代表DF酒井は「サッカー選手は1分で状況が変わる。それを担う審判団はもうちょっと責任を持ってほしい」と苦言を呈した。敵地で勝ち点1を手にして首位をキープしても、どこまでも後味の悪さが残った。 (西海 康平)



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