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 現地時間の4月29日、ACL決勝第1戦が行われた。サウジアラビアのキングファハドインターナショナルスタジアムを舞台に、アジア王者の座を懸けてアルヒラルと対戦した浦和レッズを多くのサポーターが応援した。


 その試合前の観客席の様子をAFCがACL決勝公式アカウントで公開した。それは選手入場の
際のもので、ピッチに現れた選手に向けて大きな声でチャントが送られる。そしてその観客席は、さすがに埼玉スタジアムほどのサポーターが駆け付けることはできなかったが、圧巻の光景が広がっていた。

 なんと、巨大なクラブエンブレムが広げられたほか、「REDS GO TO THA WORLD」などの旗が広げられ、ほかにも多くの横断幕が客席を埋めたのである。この映像には、「サウジアラビアでここまでできるの流石よね」「何回見てもぶっ壊れてるこの声量…」などの感嘆の声が寄せられている。

 試合は、ホームチームに先制される苦しい展開となるが、後半8分に興梠慎三が同点ゴールを決める。大久保智明からのスルーパスが相手に引っかかったものの、それがポストに直撃。そのはね返りをエースストライカーが蹴り込んだのだ。多くのサポーターの応援が手繰り寄せたかのようなまさかの劇的弾だった。

■5月6日に第2戦
 この試合と同時刻、埼玉スタジアムでも大勢のサポーターがパブリックビューイングを行って遠くサウジアラビアに声援を送った。

 第2戦は5月6日に埼玉スタジアムを舞台として行われる。アウェイゴールを奪っての引き分けで帰ってくるだけに、アルヒラルは攻めの姿勢で向かってくると思われる。超満員の埼玉スタジアムで、まずは相手チームを圧倒してみせる。

サッカー批評編集部



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