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現地時間の4月29日、AFCチャンピオンズリーグ決勝の第1戦がサウジアラビアのキングファハドインターナショナルスタジアムで行われた。アジア王者の座を懸けて、浦和レッズがアルヒラルと対戦したのだ。この試合は、前半13分にホームチームが先制する浦和にとっては苦しい展開となる。1点のリードを許したまま前半を折り返したが、後半8分にエースストライカーが役割を果たした。センターサークルのすぐ左でボールを受けた大久保智明は、前を向いて持ち運ぶと、相手の背後を狙って走り出している興梠慎三目掛けてスルーパスを放つ。相手DFの一人がこれをなんとか足に当てて阻もうとしたが、そのボールはそのままゴール方向に。相手GKも処理できないまま左ポストに当たる。すると、ポストに当たったボールが興梠の元へとはね返ってきたのだ。相手GKは体勢を崩しており、猛然とスプリントした背番号30はこれを左足で蹴り込んでスコアを振り出しに戻して見せた。動き続けた興梠の姿勢と嗅覚によって生まれたこのゴールには、SNS上で絶賛の声が相次いだ。「さすがの嗅覚」「取るべき人が取ってくれた」「最高だ。次に繋がる。最高のゴール」「ちゃんと走った奴が栄光を手にする」「そんな嗅覚を持つ人間にしか、運の女神は微笑まない!」■次戦は5月6日また、ゴールポストが“アシスト”したまさかの“ポストプレー”にも多くのコメントが寄せられていた。「蹴り込んでくれと言わんばかりの優しい落とし最高のポストプレーだった」「ポストのポストプレー」「これが本当のポストプレーってか」「今まで何度も期待を裏切られてたきたポスト選手からの最高のマイナスパスキタ━」「これぞポストプレー」試合はこのまま1-1で終了。5月6日に行われる埼玉スタジアムでの第2戦に向け、弾みとなる引き分けを手にしたのだった。サッカー批評編集部
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