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「興味深いことに、クリンスマン監督と同じ行動だ」
森保監督の欧州視察を、韓国メディアも取り上げた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 森保一監督の欧州視察に、アジア最大のライバル国も注目しているようだ。

 韓国のスポーツメディア『SPOTV NEWS』は4月28日、「三笘・冨安にも会ったでしょ…日本の森保、古橋はずっと見向きもせず」と題した記事で、欧州組を現地でチェックする日本代表の指揮官について報じた。


 同メディアはまず、韓国代表FWオ・ヒョンギュが所属するセルティックに言及する。

「セルティックは勝点92で2位のレンジャーズに勝点13差をつけている。水原三星を退団したオ・ヒョンギュにとって、“大人の舞台”で初のリーグ優勝が目前に迫っている」

 続けて、セルティックの貴重な得点源である日本代表FWの古橋亨梧に関して「得点ランキングの1位はやはり古橋で、23ゴールを決め、面白いセレモニーを繰り広げている。前線のアタッカー不足に苦しむ日本代表にとって、古橋の活躍は嬉しい限りだ」と評した。

 スコットランドで確かな結果を残している28歳ストライカーだが、森保ジャパンでは思うような活躍ができていない。同メディアも「森保監督はなかなか古橋を日本代表に呼ばない。昨年6月のAマッチで起用したかと思えば、カタール・ワールドカップ本戦では抜擢せず、今年3月のAマッチでも招集を見送った」と綴る。

 さらに、日韓両国の代表監督を比較して、次のように伝える。
 
「興味深いことに、森保監督は現在、ヨーロッパの主要リーグでプレーしている日本人選手を観察しているという。最近ヨーロッパに出張し、ソン・フンミン(トッテナム)、キム・ミンジェ(ナポリ)などを視察したユルゲン・クリンスマン代表監督と同じ行動だ。

 クリンスマン監督はセルティックの試合を観戦し、オ・ヒョンギュの考えを聞いた。 26日、帰国後に仁川国際空港で取材陣に対し、『オ・ヒョンギュには“飢餓感"があるようだ。より多くの試合に出場するための闘争の意志も確認した』と述べ、実りある視察だったと伝えた。

 一方、ヨーロッパ出張2週間が過ぎた森保監督は、まだスコットランドに向かっていないようだ。日本のメディアは、三笘薫が所属するブライトンの試合や、チャンピオンズリーグのバイエルン対マンチェスター・シティを観戦したと報じている。

 選手の個別チェックは続き、鎌田大地(フランクフルト)、板倉滉(ボルシアMG)、冨安健洋(アーセナル)、中山雄太(ハダースフィールド)らとも会って話をしたという」

 その反面、セルティックにはまだ足を運んでいないことに着目し、「古橋や前田大然、旗手怜央、小林友希など、いずれも代表クラスだが、ずっと避けている。森保監督は3月のAマッチで彼らを選出せず、『リーグのレベルを総合的に考慮した』と述べ、プレミアシップはヨーロッパで競争力の低いリーグであることを強調した」と記す。

 森保ジャパンの次の活動は6月。エルサルバドル、ペルーとの2連戦に、セルティック勢は選出されるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



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