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22日のラ・リーガ第30節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのラージョ・バジェカーノを2-1で制した。MF久保建英は5試合ぶりベンチスタートで、途中出場から逆転ゴールの起点となるプレーを見せた。


前節、アスレティック・ビルバオとのダービーを0-2で落としたソシエダ。ここ8戦の成績は2勝3分け3敗と調子は悪いように見えるが、しかしホームでは2連勝中で、この一戦に勝利すれば“低調”から“好調”に移行する足掛かりができるかもしれない。

イマノル監督はミッドウィークにチャンピオンズリーグ出場権を争うベティスとの直接対決を控えているためか、久保をベンチスタートに。中盤にスビメンディ、シルバ、ミケル・メリーノ、バレネチェア、2トップにオヤルサバル、スルロットを起用した。

前半立ち上がり、ラージョ陣地で試合を進めるソシエダは13分にオヤルサバルがネットを揺らしたものの、これは直前のシルバのファウルが取られてゴール取り消しに。また21分にはシルバ本人が決定機を迎えたが決め切ることはできなかった。ソシエダは徐々にラージョに押し返されて、スコアレスのまま試合を折り返す。

迎えた後半、先制点を決めたのはラージョだった。前線のイシがパチェコのボールを奪ってそのままペナルティーエリア内に侵入し、落ち着き払ったシュートでGKレミーロを破った。

ビハインドを負ったイマノル監督は久保投入の準備を進めるが、交代カードを切る前に同点に追いついた。59分、アイエンの送ったクロスにスルロットが頭で合わせ、枠の左隅にボールを流し込んでいる。1-1とした後、イマノル監督は一気に3人を代え、M・メリーノ、バレネチェア、オヤルサバルを下げてイジャラメンディ、チョー、久保をピッチに立たせている。

右サイドに位置した久保はいつも通り精力的に動き回る。そして81分、創造性あふれるプレーによって逆転ゴールの起点となった。

右サイド浅い位置でパスを受けた日本人MFは、ファーストタッチでボールを前方に浮かせてフラン・ガルシアを突破。そのまま前を向いてドリブルを仕掛けると、後方から追るムミンのプレスを切り返しで無効化し、さらに内に切れ込みながらバレンティンの寄せもかわしてスビメンディに横パスした。ほとんど久保一人で中盤のビルドアップを終えたチームは、そこから一気に左サイドへ攻撃を展開。最後にアイエンのクロスから、カルロス・フェルナンデスがヘディングでネットを揺らしている。

逆転したソシエダはその後ラージョの反撃を許さず、1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを聞いている。同チームはこれでホーム3連勝。3位アトレティコと暫定で勝ち点6差、5位ベティスと6差で4位に位置にしている。



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