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 4月20日、レアル・マドリードに所属するU―19日本代表・中井卓大がツイッターを更新。新たな決意を語った。


「2014/04/20~2023/04/20

スペイン生活10年目に入ります
僕を受け入れてくれた全ての人に感謝して、また頑張っていきます!!」

 と、投稿した4月20日が日本からスペインに来た日であること、それから丸9年が経ったことを報告。同じ内容をスペイン語でも綴っていた。

“ピピ”の愛称を持つ中井は、滋賀県出身。現在、レアル・マドリードのカスティージャ(Bチーム)に所属し、昨年9月にはBチームでのデビュー戦を飾った。

 たびたびトップチームの練習に参加し、フランス代表のレジェンドであるベンゼマと共に汗を流すなど、研さんを重ねている中井。クラブとは2025年まで契約しており、レアルからの期待が伝わってくる。

 中井は9歳のときに日本人として初めてレアル・マドリードの育成組織「カンテラ」の最終テストに合格。レアルに入団してスペインに来た時点では、まだ10歳だった。

 今回、ツイッターには中井の言葉とともに2枚の画像が投稿。スペインに来た直後、ピンク色のユニフォームに身を包んだ背番号7をつけた幼い中井と、白いレアルのユニフォーム姿の現在の中井。10年という時間と経験を感じさせる投稿となっている。

■「早く代表で久保とプレーする所を見たい!」
 SNS上では、

「滋賀から来たマジシャン。あなたにふさわしいチャンスが訪れることを願っています」
「レアル・マドリードの未来のツバサだ」
「早く代表で久保とプレーする所を見たい!」
「森保ジャパン。そろそろこの選手が見てみたいですね」
「ピッピ、スゴイよ! 日本人の誇り」

 といった声が寄せられていた。

 レアル加入直後、当時11歳だった中井が練習場を訪れたマルセロの前で、チームメートにうながされて超絶テクニックを披露。ドギモを抜かれたマルセロの表情が世界中で拡散されたこともあった。

 レアルでも、U-19日本代表でも活躍が期待される中井は、2022年のスペイン遠征に招集され、スロバキア、スペイン、フランスを相手にした3戦すべてに出場。

 U―19日本代表は、今年5月にアルゼンチンで開催されるU-20ワールドカップに出場。中井には、日本代表にも歓喜をもたらしてほしい。

サッカー批評編集部



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