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15日、明治安田生命J1リーグ第8節の鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸が県立カシマサッカースタジアムで行われ、アウェイの神戸が1-5で圧勝した。


14位の鹿島と首位の神戸による注目の一戦。3連敗中かつ直近4試合で白星がない鹿島に対し、神戸は5勝1分け1敗でリーグ最少タイの2失点と、昨年にはなかった安定感が光る。好調のチームをけん引するのは、ここまで3ゴールのエース大迫だ。

雨が降りしきる中でのキックオフとなった試合。序盤は両チームともなかなか決定的なチャンスを作れなかったが、20分過ぎから神戸がセットプレーを連続して獲得する時間帯が続き、先制点もCKから神戸がゲットする。

24分、神戸は初瀬の左CKに対し、ゴール前で相手選手の視界の外から上手くポジションをとった大迫がヘディングで合わせる。力強く叩いたシュートがゴール右に突き刺さった。大迫は古巣相手に今季4ゴール目となった。

先手をとった神戸は39分にも大きなチャンス。左サイドの角度のない位置から大迫が低めのクロスを上げると、ゴール前で武藤が合わせる。1点モノの決定機だったが、必死にカバーに入った鹿島の安西によって阻まれる。

前半は神戸の1点リードで終わるかと思われたが、神戸は前半ラストプレーで貴重な追加点をゲット。齊藤が左サイドのタッチライン際からクロスを上げ、ゴール前で待ち構えた武藤が打点の高いヘディングで合わせた。

前半だけで2点をリードし、ゲーム内容も充実していた神戸だが、後半開始早々にも3点目をゲット。48分、鹿島の樋口がボックス内でハンドを犯して得たPKを、キッカーの大迫が冷静に沈めた。

3点差ともなれば、神戸にとってはある程度余裕を持って試合を進められるところだが、鹿島も維持を見せる。鹿島は61分、藤井のシュートをゴール前の鈴木がヒールでコースを変え、ネットに突き刺した。

この勢いで2点目、3点目と繋げたい鹿島だったが、リーグ戦で好調を維持する神戸はここで乱れない。次の1点をとったのは神戸だ。

72分、武藤が左サイドを抜け出すと、ボックス左角付近まで持ち運び、右足に持ちかえてクロスを送る。ゴール前へ走り込んだのは大迫に代わって途中出場していた佐々木。強烈なヘディング弾をゴール左に叩き込んだ。

試合終盤の85分にはさらに追加点。鹿島陣内で相手のパスをインターセプトし、ジェアン・パトリッキが一気にボックス内まで運ぶ。山口、酒井を経由し、最後はゴール前で武藤が右足シュートを流し込んだ。

神戸は5ゴールを叩き出してもなお、鹿島陣内に攻め込む。鹿島もなんとか1点を返そうと奮闘するが、ピッチ全体で11人の統制が取れていない。好調神戸とのチーム力の差は歴然だ。

結局、試合は1-5で神戸が圧勝。磐石の強さを見せ、首位をキープした。対する鹿島はホームで5失点という大失態。2020シーズン以来となる4連敗となった。

鹿島アントラーズ 1-5 ヴィッセル神戸
【鹿島】
鈴木優磨(後16)
【神戸】
大迫勇也(前24、後3)
武藤嘉紀(前45+2、後40)
佐々木大樹(後27)

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