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アウェイゴールならではのドラマがあった

11日のCL準々決勝1stレグではアウェイのインテルが2点を奪ったが…… photo/Getty Images

チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグは各地で準々決勝1stレグの戦いへ突入しており、熱戦が繰り広げられている。

ホーム&アウェイで行われる短期決戦にはリーグ戦とは異なる緊張感があるが、大きな変更点となっているのが『アウェイゴール・ルール』の廃止だ。

これまではアウェイゴールが何かとドラマを呼んできたが、2021-22シーズンよりUEFA主催大会でのアウェイゴール・ルールは撤廃されている。

ただ、米『ESPN』は今もアウェイゴール復活を望む声があるとSNS上の意見を取り上げている。

2008-09シーズンのCL準決勝2ndレグ・チェルシーVSバルセロナで生まれたMFアンドレス・イニエスタ(バルセロナ)の劇的ミドル、2018-19シーズンの準決勝・アヤックスVSトッテナムで生まれたFWルーカス・モウラ(トッテナム)の敵地でのハットトリックなど、アウェイゴールならではのドラマがあったのも事実。あの感覚が忘れられないサッカーファンがいても不思議ではない。

SNS上では「廃止は楽しみを台無しにした。ホーム、アウェイでの戦術的プレイをいつも楽しみにしていたのに」、「息を呑むルールの1つだった」、「延長戦ではアウェイゴールルールが適用されないようにすればいい」など、懐かしむ声やルール変更の提言まである。

当然アウェイゴール制があれば戦い方は変わる。以前はアウェイでの1stレグでも得点を狙いに行く価値があったが、現在はアウェイでの戦いをスコアレスで終えようと考えるチームもあるだろう。

一方でアウェイゴールのルールが強すぎて、逆にホームチームが失点を恐れて前に出づらかったといった見方もある。また延長戦に入った場合、アウェイチームの方が1ゴールに重みが出る。このあたりの公平性を維持するのは難しい。

これに関しては今後も賛否両論あるだろうが、緊迫したベスト8の戦いを迎えてアウェイゴールが懐かしくなったファンもいるようだ。

構成/ザ・ワールド編集部



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