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[4.9 J1第7節 C大阪 2-3 札幌 ヨドコウ]

 J1リーグは9日、各地で第7節を開催した。15位北海道コンサドーレ札幌は敵地で10位セレッソ大阪と対戦。3-2で勝利した。


 ここ3戦無敗、2連勝を目指すC大阪と3試合ぶりの白星を狙う札幌の一戦。試合はアウェイチームが先にスコアを動かした。札幌は前半6分、左サイドから攻撃を仕掛けると、MF浅野雄也がドリブルでペナルティエリア内に切り込んでマイナス方向にグラウンダーのボール。ファーサイドに構えていたMF青木亮太が落ち着いて決めて先制点を手にした。

 1点を追う展開となったC大阪だが、すぐに同点のチャンスが訪れる。前半9分、FWレオ・セアラがボックス内でボールを受けると、反転したところに札幌DF中村桐耶がスライディングタックル。突破を阻止しに滑り込んだ足がレオ・セアラの右足に入ったとしてペナルティキックが与えられた。このPKをレオ・セアラがゴール右に冷静に沈めて同点弾。試合を振り出しに戻した。

 前半序盤に2点が生まれると、次の1点もすぐだった。札幌は同15分、敵陣ハーフライン付近で相手のボールを奪うとカウンターへ。MF青木亮太の中央突破はC大阪の守備網に捕まるも、ルーズボールが右サイドの金子の元に渡り、そこから入ったクロスにFWキム・ゴンヒが飛び込んで突き刺した。

 その後一進一退の攻防となると、前半アディショナル2分にC大阪に決定機が到来した。GKキム・ジンヒョンから前線にロングボールが入ると、走り込んだFW為田大貴と札幌の中村が交錯。こぼれ球にMF香川真司が反応したが、フリーで放ったシュートはGKク・ソンユンの正面にいき、ゴールとはならなかった。

 試合は札幌の1点リードで前半を折り返すと、反撃に出たいC大阪はハーフタイムで選手交代。為田を下げてMF中原輝をピッチへ送り込んだ。一方の札幌は交代なし。前半の勢いを後半も続けたい。迎えた最後の45分間。次のゴールはホームのC大阪に生まれた。後半16分、左サイド高い位置でボールを受けたFWカピシャーバのクロスにレオ・セアラがヘディング弾。叩き込むようにゴールネットを揺らして同点とした。

 点の取り合いとなった試合は、このままでは終わらない。札幌が取られたら取り返す。後半19分、左サイドでコーナーキックを得ると、MF福森晃斗が左足で蹴り込んだボールにニアサイドのDF田中駿汰が合わせて勝ち越し弾。頭で流し込むように決めてチーム3点目を挙げた。

 両チームともに交代枠を使いながら次の1点を狙いにいくと、C大阪は後半35分にカピシャーバを下げて東山高出身のルーキー・18歳MF阪田澪哉を投入。阪田はこれがJ1リーグデビュー戦となった。左サイドでボールを持つと歓声が沸くスタジアム。MF香川真司を狙ったラストパスは、あと一歩届かなかった。

 合計5ゴールが生まれた試合は札幌が制して3試合ぶり白星。C大阪は4試合ぶりの黒星を喫した。



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