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明治安田生命J2リーグ第8節の9試合が、8日の13時から16時にかけて行われた。秋葉忠宏新監督の初陣で今季初勝利を目指す清水エスパルスと、4連勝中の東京ヴェルディが激突。“オリジナル10”同士の対決は、開始6分にセットプレーの流れから東京Vが先制する。追いかける展開となった清水は東京Vの粘り強い守備に苦しめられたが、前半終了間際に北爪健吾がこじ開けて同点で折り返す。後半も拮抗した展開が続くなか、清水は90分にオ・セフンのゴールで逆転に成功。開幕8試合目で待望の今季初白星を掴み取った。FC町田ゼルビアvsブラウブリッツ秋田では、開始7分に秋田の青木翔大がハーフウェーライン付近から枠を捉えたロングシュートを放つ。相手GKが触ったボールは明らかにゴールラインを割ったように見えたが、得点は認められずにスコアレスで折り返す。それでも84分、秋田はロングスローから阿部海大が先制ゴールをマーク。この1点を守り抜いて秋田が4試合ぶりの勝利を収め、町田はついに今季初黒星となった。5連敗で指揮官交代に踏み切ったモンテディオ山形は、渡邉晋新監督の初陣で大宮アルディージャと対戦。7分に大宮の茂木力也が均衡を破ると、39分に山形のチアゴ・アウベスが試合を振り出しに戻す。次の1点が生まれたのは81分、柴山昌也がPKを沈めて勝ち越し成功。大宮は2試合ぶりの白星となり、山形は6連敗となった。敵地でいわきFCと対戦した大分トリニータは、7分に中川寛斗のゴールで先制。1点のリードで折り返すと、65分に弓場将輝が、68分には野村直輝がゴールネットを揺らしてリードを広げる。いわきは81分に1点を返したものの、大分が3-1で勝利して2連勝。今季6勝目となった。21位と22位の戦いとなったジェフユナイテッド千葉vs徳島ヴォルティスは、12分に西谷和希がカットインから鋭いミドルシュートを突き刺して先制。対する千葉は36分、ロングボールに抜け出した小森飛絢が巧みなトラップから試合を振り出しに戻す。さらにホームチームは52分、呉屋大翔が相手のオウンゴールを誘って逆転に成功する。しかし79分、徳島が柿谷曜一朗の復帰後初ゴールで追いつき、試合は2-2のドローに終わった。4連勝中のヴァンフォーレ甲府と、連敗を止めたいベガルタ仙台の一戦は、25分に中島元彦のゴールで仙台が先制。前半アディショナルタイムに山田寛人がリードを広げると、51分には郷家友太が3点目をマーク。3-0で快勝した仙台が3試合ぶりの白星を掴み、甲府は開幕節以来の黒星となった。ザスパクサツ群馬は佐藤亮の先制点を守りきって、V・ファーレン長崎を撃破。群馬は3連勝となり、長崎の連勝は「3」で止まった。J2の試合結果と暫定順位表は以下の通り。■第8節▼4月8日(土)ヴァンフォーレ甲府 0-3 ベガルタ仙台いわきFC 1-3 大分トリニータザスパクサツ群馬 1-0 V・ファーレン長崎大宮アルディージャ 2-1 モンテディオ山形ジェフユナイテッド千葉 2-2 徳島ヴォルティスFC町田ゼルビア 0-1 ブラウブリッツ秋田清水エスパルス 2-1 東京ヴェルディ藤枝MYFC 2-2 ファジアーノ岡山レノファ山口FC 1-1 栃木SC17:00 水戸ホーリーホック vs ジュビロ磐田▼4月9日(日)15:00 ロアッソ熊本 vs ツエーゲン金沢■暫定順位表※()内は勝ち点/得失点差1位 町田(19/+10)2位 大分(19/+4)3位 東京V(16/+10)4位 秋田(15/+3)5位 群馬(14/+2)6位 甲府(14/+1)7位 大宮(12/+1)8位 岡山(11/+3)9位 仙台(11/+2)10位 長崎(11/0)11位 山口(11/-5)12位 藤枝(10/-2)13位 金沢(9/-1)14位 磐田(8/0)15位 熊本(8/-1)16位 清水(8/-2)17位 いわき(8/-3)18位 水戸(7/-4)19位 栃木(6/-4)20位 山形(6/-5)21位 千葉(6/-5)22位 徳島(5/-4)SOCCER KING
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