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ポステコグルー監督は「明らかに誰もよく知らなかった」

セルテッィクには日本人5選手が在籍。(C)Getty Images

 現役時代はキャプテンとしてレンジャーズを9連覇に導いたスーパーレジェンド、リチャード・ゴフ氏が大一番を前に、カリフォルニアの自宅から地元紙『Daily Record』のインタビューに応じた。


 スコットランドリーグ2位のレンジャーズは4月8日、勝点9差で首位のセルティックと敵地で相まみえる。優勝のためには勝利が必須だが、今シーズンの6節では0-4で完敗を喫するなど、最近はやられっぱなしの印象が強いだけに、ゴフ氏はやや弱気だ。

「ここ数回、私たちがパークヘッド(セルティック・パーク)でプレーした時に何が起こったか見てみよう。0-3や0-4があったんだ。心が沈んだよ!今でも、ここで早朝に起きて見ているけどソファの後ろに座っているんだ!自分たちの時代はパークヘッドでの成績が良かっただけに、見るのが辛い」

 セルティックは、横浜F・マリノスから引き抜いたオーストラリア人指揮官アンジェ・ポステコグルーが率い、エースの古橋亨梧ら日本人5選手が在籍する。

 その宿敵については、「あまり言いたくはないが、今はセルティックの方が我々より良いチームを持っている。 レンジャーズのサポーターの大半は、それに同意してくれると思う。より良い選手がいて、より走り回っている。彼らを倒すには、まずそのエネルギーに匹敵する力が必要だ」と率直に語った。

「レンジャーズには良い選手が揃っている。ただ、ここ10~15年は十分に勝てていない。最近4、5年は、レンジャーズの選手の質が向上しているから、より接戦にはなっているけどね。でもまだセルティックの方が強い。リーグの順位がそれを証明している。

 加入した日本人の選手たちは、みんなとても規律正しい。彼らは良い選手で、とても良く働いている。そして、明らかに誰もよく知らない監督を招聘した。だけど当時(元レンジャーズでポステコグルーと同胞の)クレイグ・ムーアに彼のことを話したら、『彼なら事態を好転させるだろう、良い奴だ!』と言われたんだ。残念なことに、彼は正しかった!」

 61歳の元スコットランド代表DFは、栄光時代を肌で体感しているだけに、古巣の現状を苦々しく思う一方で、サムライ戦士が躍動する宿敵へある種のリスペクトも抱いているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



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