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サウジアラビアのアル・ヒラルが、パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWメッシ(35)に対し、目がくらむほどのビッグオファーを出したとスペイン紙アス電子版が4日、報じた。サウジアラビアサッカー界では、昨年12月にアル・ナスルがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得。さらに30年にギリシャ、エジプトとの共同開催でのワールドカップ(W杯)招致を検討するなど、活性化している。その状況下で、アル・ヒラルが先週メッシに対し、スポーツ史上のあらゆる金銭的記録を塗り替える準備があり、年俸4億ユーロ(約580億円)もの天文学的なオファーを提示したという。一方、メッシは少なくともあと1シーズン、ヨーロッパでプレーすることを最優先で考えており、今年6月30日で満了する契約に関して、すでにパリ・サンジェルマンから24年までの1年延長オファーを受けているとのこと。そのため、この後、まずパリ・サンジェルマンに来季に向けたプランや監督や選手の顔ぶれがどうなるかを聞き、サインするかどうか検討するという。また同紙は、最近バルセロナが来季のメッシ復帰に向けて動いていることが明らかになっているが、依然として続く財政面の問題が獲得に向けた最も大きな障害になっていると説明した。(高橋智行通信員)
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