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明治安田生命J1リーグ第6節、北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレが1日に札幌ドームで催され、4-3でアウェイの川崎Fが勝利を収めた。


リーグ戦は1勝3分け1敗、YBCルヴァンカップを含めて公式戦5試合負けなし中の札幌は、直近の第5節のガンバ大阪戦からスタメンを1人変更。宮澤裕樹に代わって青木亮太が名を連ね、菅大輝が3バックの左に、福森晃斗がボランチを務めた。

1勝2分け2敗で14位と、もどかしい船出を強いられている川崎Fは、前節からGKチョン・ソンリョン以外の外国籍選手3名がスタメンを外れ、遠野大弥は開幕節以来の先発となった。

北の大地で行われた一戦は序盤から両チームが攻撃的な姿勢を見せる。オフサイドディレイになったものの、川崎Fは5分に山田新がボレーでゴールを脅かせば、札幌も直後に福森が左足のミドルを見せる。

すると7分、小祐希林が右サイドの高い位置でDF2人を惹きつけて一度戻し、受けた金子拓郎が深い位置まで切り込んでボックス右から柔らかいクロス。セットプレーの流れで攻め残っていた岡村大八が高い打点のヘディングを叩き込み、札幌が先手を取った。

またも先制を許した川崎Fは2トップとサイドハーフがボールサイドに集まり、ボックスを形成するような[4-4-2]の攻撃陣形を敷く。16分にはスルーパスに反応した山田新が裏へ抜け、GKをかわして流し込んだが、オフサイドの判定に。

川崎Fのビルドアップをうまくはめ込んだ札幌だったが、23分にアクシデント。中盤でアクセントを付けていた小林祐希が急遽交代となり、代わって入った馬場晴也が3バックの左に、同ポジションの菅が左ウイングバック、青木が内側に位置取った。

スクランブルのとなった札幌は守備に乱れが生じ、交代の2分後は同点ゴールを被弾。背後への長いボールに対し、福森は山田と競り合いながら、GKク・ソンユンに任せたものの、弾いたボールは中途半端に。こぼれ球を宮代大聖に押し込まれた。ただ、札幌は27分に勝ち越しに成功。青木が中央でタメを作って背後へ浮き球を送ると、走り込んだ浅野が頭で流し込む。

再度のビハインドとなった川崎Fだが、前半終了間際の2ゴールで瞬く間に逆転に成功。39分、足の長いスルーパスに反応した山田が福森を振り切ってボックス左を突くと、折り返しを山根が難なく流し込んだ。さらに、追加タイム1分には家長昭博。敵陣中央左寄りで馬場に対して遠野とともにプレスをかけて奪い切ると、GKの位置を見て見事なロングループを沈めた。

打ち合いで前半を終え、ビハインドとなった札幌はハーフタイム明けに福森からキム・ゴンヒにスイッチ。すると、この交代策が的中する。

59分、左サイドの敵陣中央でFKを獲得すると、浅野のキックにキム・ゴンヒ。山根の上から187cmの韓国人ストライカーが今季初得点となる力強いヘディングを叩き込んだ。

その後川崎Fは今季初出場となるレアンドロ・ダミアンや、札幌との公式戦で12試合連続ゴール中の小林悠など、次々と前線の選手を入れ替えると、終盤の86分に再びリードを奪う。3バックへの変更に伴い、高い位置を取った田邉秀斗が左足のクロスを放り込むと、途中出場の瀬川祐輔が頭でコースを変えてネットを揺らした。

再び追い掛ける展開となった札幌のペトロヴィッチ監督はミラン・トゥチッチ、中島大嘉など、前線のターゲットを増やしたものの時すでに遅し。小林悠が担架でピッチを後にするアクシデントがあったものの、4-3という打ち合いの末に川崎Fが今季2勝目を手にしている。

北海道コンサドーレ札幌 3-4 川崎フロンターレ

【札幌】
岡村大八(前7)
浅野雄也(前27)
キム・ゴンヒ(後14)

【川崎F】
宮代大聖(前25)
山根視来(前39)
家長昭博(前45+1)
瀬川祐輔(後41)

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