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<キリンチャレンジ杯:日本1-2コロンビア>◇28日◇ヨドコウ

 MF鎌田大地(26=Eフランクフルト)がボランチで存在感を見せた。

 トップ下で先発した24日ウルグアイ戦からポジションを変え、MF守田と並ぶ左ボランチで先発。前半限りで遠藤と交代したが、攻守のバランスを取り、パスでリズムを創出。「初めて4バックに対してのボランチをやった。自分自身、新しく知れたことがこの試合は多かった」と収穫を手にした。

 ウルグアイ戦では思うように動けず「ポジショニングも、なかなか真ん中でボールを受けるのは難しかった」と振り返っていた。中3日で迎えたこの日の一戦では、立ち位置とともにがらりと印象をチェンジ。新生森保ジャパンに「ボランチ鎌田」の選択肢が加わった。

 代表での定位置は長らくトップ下だったが、鎌田はかねて「ボランチでもできる」と自信を口にしていた。所属するEフランクフルトでもプレーしており、昨年のW杯直前に行われたカナダ戦では後半途中からボランチで起用された。持ち前の冷静さで戦況を見つめ、連係をスムーズにするなど効果的に働いた。

 同じポジションには不動のMF遠藤に守田、田中とカタールW杯メンバーが並ぶが、鎌田という新機軸で戦術幅が広がりそうだ。



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