スクリーンショット 2023-03-27 12.51.54

スポンサード リンク

キリンチャレンジカップ2023で日本代表はウルグアイと1-1で引き分けた。立ち上がりから主導権を握り、相手ゴールを脅かしていた日本だったが、38分に一瞬の隙を突かれて失点。それでも75分に途中出場のMF西村拓真がFW伊東純也の右からのクロスに合わせ同点に追いついた。


そして、新生・森保ジャパンの初陣となったこの試合でゲームキャプテンを任されたのはMF遠藤航だった。遠藤がA代表のキャプテンマークを巻くのは22年1月のアジア最終予選以来となる。

新生・森保ジャパンでゲームキャプテンを任されたMF遠藤航は「背中で引っ張る」
DF吉田麻也はFIFAワールドカップロシア2018でMF長谷部誠が代表を引退した後、日本代表主将を引き継ぎ、中心選手として最前線で活躍し続けた。今回はそんな吉田が招集外となり、「新生・森保ジャパン」の初陣で主将を任されたのがMF遠藤航だ。

所属クラブのドイツ1部ブンデスリーガのシュトゥットガルトでは2シーズン連続でチームキャプテンを任されており、実績は十分だ。ドイツ紙『キッカー』は「遠藤は監督から高い評価を得ている」と伝えている。また遠藤は今回の招集メンバーで唯一、FIFAワールドカップロシア2018を経験した選手でもある。これらの実績と経験が初陣にキャプテンに選ばれた理由だろう。

遠藤は試合前に「この代表チームがさらに上に行くために、成長するためにと考えられており、チームの中心という自覚がこれまでと違う」と語り、自身のキャプテン像として「背中で引っ張り、プレーで見せていく」と話した。

「背中でチームを引っ張る素晴らしいパフォーマンス」森保一監督は称賛
森保一監督は試合前、「航は経験もありますし、キャラクター的にもキャプテンはふさわしい。実際に背中で見せられるプレーもしているので」と語りウルグアイ戦のゲームキャプテンに任命した。一方で今後のキャプテンについてはまだ決めていないと断言しており、2026年のワールドカップに向けていろいろな選手を試しながらチーム作りをしていくことが予想される。

試合後、フル出場した遠藤に対して森保監督は「チームが安定して戦えない中でも自分のプレーを安定させ、背中でチームを引っ張る素晴らしいパフォーマンスだった」とピッチ内での主将遠藤を称えた。若返った日本代表を90分しっかりまとめ上げた遠藤は、森保監督からも主将としての大きな信頼を得たようだ。

遠藤自身は試合を終えて「課題」を口に
遠藤は試合後に「まだ正式ではなくゲームキャプテンですけど、日本代表で務められるということは非常に光栄に思います。昔からキャプテンをやることはありましたけど、日本代表でやることについては僕も誇りと責任を感じ、光栄に思う。チームを勝利へ導ければよかったです」と振り返った。

コメントからも、日本代表の主将として日本のために戦うという強い意志が感じられる。こうした気持ちは、若返った「新生・森保ジャパン」にとって今後も良い影響を与えそうだ。
実際に試合では闘志溢れるプレーで何度も相手の攻撃をシャットアウトしていた。

25日にはSNSをファンに向けて更新。「昨日のウルグアイ戦、応援ありがとうございました!やはり、声援のあるスタジアムの雰囲気は最高でした」と感謝を述べている。

新生・森保ジャパンの初陣でキャプテンマークを巻いた遠藤はピッチ内外の振る舞いやプレーを卒なくこなしていたのではないだろうか。この男が今後の日本代表の核となることは間違いないだろう。

(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)



スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ