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 サッカー・J1サガン鳥栖の運営会社「サガン・ドリームス」が、2011年~21年に社長を務めていた竹原稔氏(62)に対し、不適切なクラブ経営があったとして、約8200万円の損害賠償を求めて佐賀地裁に提訴したことが17日、分かった。会社側は、竹原氏による資金の私的流用や従業員へのパワーハラスメントがあったなどと主張、損害額を支払うよう求めている。

 訴状によると、竹原氏は詳細を明らかにせず取引のない会社に送金を命じたり、預金を引き出したりしたとして、会社法の善管注意義務違反に当たると訴えている。18年には息子が代表を務めていた「佐賀バルーナーズ」のアンバサダーを招へいするため約820万円を送金させたという。一部は弁済したが、未払いが約2100万円あるとしている。

 また、スタッフに対しても暴言を吐くなどしたと主張。パワハラを行った3人に対して、取締役会の承認を経ずに契約を解約し、計約6千万円の解決金を支払った。

 会社側はこれらの損害の賠償を求めており、取材に対し「弁護士に一任している」としている。

 竹原氏は2011年5月にサガン・ドリームスの社長に就任した。約10年にわたり社長を務め、21年2月に退任。現在は、J3のFC琉球(沖縄)の強化部スポーツダイレクターとして活動している。竹原氏は、取材に対し「コメントを差し控える」と話した。



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